特許
J-GLOBAL ID:200903056694182802

自発火防止学習制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-045177
公開番号(公開出願番号):特開平11-241641
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 ノックによる振動によって妨げられることなく、内燃機関の自発火を正確に検知すると共に、その自発火を抑制する制御方法を提供する。【解決手段】 ノックセンサのような異常燃焼検出手段が検出する機関の振動のうちで、通常のノックはクランク角において15°ATDC以後の領域において発生する一方、自発火による振動は15°BTDC〜15°ATDCの領域において発生する点に着目して、検出信号が発生した時のクランク角によってノックと自発火を識別する。自発火が検知された時は、燃料噴射手段を制御して燃料噴射量を変更し、空燃比を理論空燃比から外すと共に、燃料の噴射時期や噴射パターンを変更したり、吸気弁開閉時期操作手段を制御して機関の充填効率を低下させたり、吸気流量調整弁操作手段を制御して供給空気量を一時的に減少させることにより自発火を抑制すると共に、その制御値を学習する。
請求項(抜粋):
内燃機関と、異常燃焼検出手段と、回転数検出手段と、クランク角検出手段と、演算手段と、燃料噴射手段と、吸気弁開閉時期操作手段と、吸気流量調整弁操作手段とを有する内燃機関システムにおいて、前記異常燃焼検出手段と、前記回転数検出手段と、前記クランク角検出手段からの情報を前記演算手段により計算して異常燃焼の発生の有無とその種類を判別し、異常燃焼が発生したことを検知すると共にそれが自発火による異常燃焼であると判定した場合には、前記燃料噴射手段と、前記吸気弁開閉時期操作手段と、前記吸気流量調整弁操作手段のうちの少なくとも1つに対する自発火防止制御方法を変更・学習することによって自発火を防止することを特徴とする自発火防止学習制御方法。
IPC (5件):
F02D 45/00 345 ,  F02D 45/00 368 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/04 310 ,  F02D 41/04 335
FI (5件):
F02D 45/00 345 A ,  F02D 45/00 368 Z ,  F02D 13/02 H ,  F02D 41/04 310 A ,  F02D 41/04 335 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 燃焼状態検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-298119   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所

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