特許
J-GLOBAL ID:200903056699270106

3次元直交格子データの生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-314311
公開番号(公開出願番号):特開平8-153214
出願日: 1994年11月25日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 計算手順が簡単であり、CADデータのような形状データ(形状領域が完全に閉鎖されない形状データの場合を含む)から複雑3次元形状に対応した差分法回折格子を自動生成し得る3次元直交格子の生成方法の提供。【構成】 ブロック1で形状モデルに関する既存のCADデータのファセット(微細多角形)データを読み込み、モデル全体を囲む領域を算出しボクセルを発生させ、次に、ブロック2で全てのファセットデータに対してそれと交差するボクセルに数値データを格納することによりモデルの形状表面に対応した表面ボクセルを発生させる。最後に、ブロック3で表面ボクセルを境界とする所定領域の反転を行い形状モデルの3次元直交格子を得る。所定領域の反転は対象領域の最外層のボクセルを一つ選び、これをスタートとして順次再帰的にデータの格納されていないボクセル全てに数値データを格納し、全領域の値を反転する。ファセットデータは多角形の点数と各点の座標値からなる数値群である。
請求項(抜粋):
形状モデルのCADデータから多角形の点数と各点の座標値からなるファセットデータを読み込みモデル全体を囲む領域を算出して空きボクセルを発生させる第1の工程と、全てのファセットに対してそれぞれのファセットと交差する空きボクセルに数値データを格納することによりモデルの形状表面に対応した表面ボクセルを生成する第2の工程と、該表面ボクセルを境界とする領域の一方に対応したボクセルを自動生成して形状モデルに対応した3次元直交格子データを生成する第3の工程と、を有することを特徴とする3次元直交格子データの生成方法。

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