特許
J-GLOBAL ID:200903056703050710

下肢に不全麻痺を有する人の歩行を可能にするための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 淳也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-564712
公開番号(公開出願番号):特表2003-525702
出願日: 2001年01月29日
公開日(公表日): 2003年09月02日
要約:
【要約】本発明は、下肢に不全麻痺を有する人の歩行を可能にするための装置に関する。本発明は、下記によって特徴付けられる。即ち、垂直エレメント(1)は、少なくともふたつの部材、即ち、相互に調節自在な上部部材(2)と下部部材(3)とから構成される。上記上部部材(2)と上記下部部材(3)は相互にジャケット(6)を介して結合される。上記ジャケット(6)は、三側面フレームから構成される。当該三側面フレームは、ふたつの短側面と、ひとつの長側面を有する。上記短側面と上記長側面は、個々の端部において、コーナー部分(7)で相互に結合される。残りの上記長側面は覆い(8)を構成する。上記短側面と上記長側面における上記コーナー部(7)は、各々、コネクテイング・ブッシュ(9)を有する。上記コネクテイング・ブッシュ(9)は、各々、調節自在に、コネクテイング・バー(10)に結合される。上記短側面における上記コーナー部(7)は、コネクテイング・バー(11)を有する。上記コネクテイング・バー(11)は、コネクテイング・バー(12)に調節自在に結合される。上記覆い(8)は、ひとつの部材(13)から構成される。当該部材(13)は、両側に、調節自在なコネクター(14)を有する。上記コネクター(14)のうちのひとつは、上記ジャケット・フレームの短側面において、上記コネクテイング・バー(12)のひとつに枢軸を介して回転自在に取り付けられる。上記コネクター(14)のうちのもう一方は、ひとつの錠前(15)に取外し自在に取り付け可能にされる。上記錠前(15)は、上記ジャケット・フレームの短側面のうちの反対側の短側面において、個々の上記コネクテイング・バー(12)の端部に取り付けられる。上記ジャケット・フレームの複数の上記短側面には、上方から、ふたつの調節自在な脇の下支持体(17)が取り付けられる。上記装置は、使用者の大腿部用のクランプ・リング(19)を有する。上記クランプ・リング(19)は、個々のコネクター(20)に取り付けられる。当該コネクター(20)は、枢軸を介して調節自在に且つ回転自在に、上記垂直エレメント(1)に取り付けられる。上記垂直エレメント(1)の下端部は、上記取付け用ブッシュ(23)内に柔軟に取り付けられる。上記取付け用ブッシュ(23)は、上記スキッドの上面に固定される。その固定される位置は、個々の上記スキッドの中間部の外方縁部の近傍である。上記柔軟な取り付けによって、弾性的で柔軟な材料から作られるカップリング(25)が構成される。更に、長さが調節自在な安定化ロッド(27)の個々の端部は、上記取付け用ブッシュ(23)の外面に取り付けられる。
請求項(抜粋):
使用者の手用のハンドルを備えたふたつの垂直エレメントから構成される、下肢に不全麻痺を有する人の歩行を可能にするための装置であって、該エレメントは、上部を、内部フレームを有するジャケットによって相互に結合され、且つ、脇の下支持体を該垂直エレメントの上端部側に有し、更に、該垂直エレメントは、下端部に足用プラットフオームを有するスキッドを固定させると共に、該垂直エレメントの下部に固定される使用者の大腿部用のクランプ・リングを有する下記を特徴とする装置: 該垂直エレメント(1)は、少なくともふたつの部材、すなわち相互に調節自在な上部部材(2)と下部部材(3)とから構成され、該ジャケット(6)は、三側面フレームから構成され、該三側面フレームは、ふたつの短側面と、ひとつの長側面とを有し、該短側面と該長側面は、個々の端部において、コーナー部分(7)で相互に結合され、残りの該長側面は覆い(8)を構成し、該短側面と該長側面における該コーナー部(7)は、各々、コネクテイング・ブッシュ(9)を有し、該コネクテイング・ブッシュ(9)は、各々、調節自在に、コネクテイング・バー(10)に結合され、該短側面における該コーナー部(7)は、コネクテイング・バー(11)を有し、該コネクテイング・バー(11)は、コネクテイング・バー(12)に調節自在に結合され、該覆い(8)は、ひとつの部材(13)から構成され、該部材(13)は、両側に、調節自在なコネクター(14)を有し、該コネクター(14)のうちのひとつは、上記ジャケット・フレームの短側面において、該コネクテイング・バー(12)のひとつに枢軸を介して回転自在に取り付けられ、該コネクター(14)のうちのもう一方は、ひとつの錠前(15)に取り付け可能にされ、該錠前(15)は、上記ジャケット・フレームの短側面のうちの反対側の短側面において、個々の該コネクテイング・バー(12)の端部に取り付けられ、該ジャケット・フレームの複数の該短側面には、上方から、ふたつの調節自在な脇の下支持体(17)が取り付けられる。

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