特許
J-GLOBAL ID:200903056704051043

分配器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 赤澤 一博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-092180
公開番号(公開出願番号):特開2000-283106
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】複数のスプールを併設し、各スプールに対応する流体出口から流体を順次連鎖的に等量吐出、分配するようにした分配器であって、流体Oの圧送停止時に全スプールがブロック状態で中立位置Nに整列するようなものにおいて、圧送開始時における初期圧による前段のポンプ等の損傷を有効に防止し得る分配器を提供する。【解決手段】少なくとも一のスプールBの一端部B3に通じる位置に、少なくとも流体Oの圧送開始時にスプールBが一方の入口ポートPb2を開成させているようにスプールBを左行位置L又は右行位置Rに付勢する付勢手段6を形成して、その時点で全スプールA、B、Cの中立位置Nでの整列を禁止した。
請求項(抜粋):
本体内に、複数のスプールを並設し、各スプールの周囲2箇所にそれぞれ共通の流体導入路に連通する入口ポートと各スプールの端部に対応する流体出口に連通する出口ポートとを集合させて、各スプールに、自身の2つの入口ポートを同時にブロック状態にする中立位置を境に左行位置と右行位置との間で行う往復動作に伴って前記入口ポートと出口ポートとを背反的に開閉する切換部を形成し、任意の一のスプールが左右いずれかの方向に動作すると、該スプールの移動先の端部に対応する流体出口から流体を吐出するとともに、2つの切換部のうち一方を入口ポート側に切り替えて前記流体通路を次に動作すべく定めた次段のスプールの付勢室となるシリンダ室に連通させ、同時に他方を出口ポート側に切り替えて次段のスプールの圧縮室となる側のシリンダ室をそれに対応する流体出口に連通させて、次段のスプールの対応する方向の動作を惹起するという一連の動作を、初段から終段のスプールまで次々と連動させ、さらに終段のスプールの動作が初段のスプールの前記動作とは逆方向の動作を惹起するようにして、流体導入路に流体が圧送される限り前記各スプールの連鎖を無限に繰り返し、それぞれに対応する流体出口から流体を順次連続的に吐出するようにしたものにおいて、少なくとも一のスプールの一端部に通じる位置に、少なくとも流体の圧送開始時に該スプールが一方の入口ポートを開成させているように該スプールを左行位置又は右行位置に付勢する付勢手段を設けていることを特徴とする分配器。
IPC (4件):
F15B 11/00 ,  F01M 11/00 ,  F15B 11/16 ,  F16K 31/122
FI (4件):
F15B 11/00 D ,  F01M 11/00 Z ,  F16K 31/122 ,  F15B 11/16
Fターム (25件):
3G015AA07 ,  3G015DA10 ,  3G015FA01 ,  3G015FB08 ,  3H056AA09 ,  3H056BB45 ,  3H056BB47 ,  3H056CA02 ,  3H056CA03 ,  3H056CB02 ,  3H056CC06 ,  3H056CD02 ,  3H056DD05 ,  3H056DD08 ,  3H056GG12 ,  3H056GG18 ,  3H089AA61 ,  3H089BB28 ,  3H089DB46 ,  3H089DB49 ,  3H089DB65 ,  3H089GG01 ,  3H089HH05 ,  3H089HH16 ,  3H089JJ20

前のページに戻る