特許
J-GLOBAL ID:200903056708081206

水素-空気燃料電池システムの停止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 橋本 剛 ,  富岡 潔
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-502908
公開番号(公開出願番号):特表2005-518632
出願日: 2002年05月14日
公開日(公表日): 2005年06月23日
要約:
燃料電池システム(100)は、主要負荷(148)の接続を解除し、空気の流れ(139)を停止し、燃料電池の気体が、(体積で)少なくとも0.0001%の水素、好ましくは、体積で1.0%と4.0%未満の間の水素と、窒素および燃料電池に対して無害で不活性な可能な他の気体である残部とから成る気体組成にある電池に亘る平衡に達し、全ての酸素が、電池内の水素と反応することにより消費されてしまうような仕方で、システム内への燃料の流れ(141)とシステムからの気体の流れを制御(燃料の流れを停止することを含む)することにより、停止される。この気体組成は、停止期間中に電池内に漏れ込む空気と反応することにより消費されるどのような水素も置き換えるように水素を添加するなどして、停止の全体に亘って電池内で維持される。この停止方法は、全く電池性能損失を生じさせない。
請求項(抜粋):
作動する燃料電池システムを停止する方法であって、このシステムは、少なくとも1つの燃料電池を含み、燃料電池システムの通常の作動中に、空気の連続した流れが、各燃料電池内の電解質の一方の側に配置されたカソード電極と接触するカソード流れ場の中へおよびそこを通して供給され、新鮮な水素含有燃料の連続した流れが、電解質の他方の側に配置されたアノード電極と接触するアノード流れ場の中へおよびそこを通して供給され、電流が、外部回路内に燃料電池によって生成され、この電流は、外部回路に接続された主要負荷を作動させており、この停止方法は、 外部回路から主要負荷の接続を解除し、 カソード流れ場への新鮮な空気の流れを停止し、 新鮮な空気の流れを停止した後に、燃料電池内の酸素と水素を反応させることにより、酸素がアノード流れ場とカソード流れ場の中に残らなくなりかつアノード流れ場とカソード流れ場の中の気体組成が少なくとも0.0001%の水素と残部の燃料電池不活性ガスとから成る平衡気体組成に達するまで、カソード流れ場の中に残っている酸素の濃度を低下させかつ燃料電池内の水素の濃度を上昇させ、 平衡気体組成に到達すると、システムが停止されている間ずっと、少なくとも0.0001%の水素と残部の燃料電池不活性ガスとから成る気体組成を維持する、 ことを含むことを特徴とする方法。
IPC (1件):
H01M8/04
FI (1件):
H01M8/04 Y
Fターム (6件):
5H027AA02 ,  5H027AA03 ,  5H027AA04 ,  5H027BA19 ,  5H027BC19 ,  5H027MM03
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 溶融炭酸塩型燃料電池のパージ方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-189022   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • 特開昭55-019713
  • 特開昭55-019713
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