特許
J-GLOBAL ID:200903056709845960

固体電解質型燃料電池およびその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 雨宮 正季
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-163806
公開番号(公開出願番号):特開平6-349515
出願日: 1993年06月10日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 各基板間や基板間に生じる温度分布の発生を抑制することにより、中空状基板に作製した単セルを直列接続して所定の出力電圧を得る固体電解質型燃料電池を提供する。【構成】 スタックの両側にそれぞれ酸化剤ガス導入室21、24と酸化剤ガス排出室22、23が配置され、該スタック内において単セルの貫通口を通り、酸化剤ガス導入室から酸化剤ガス排出室に至る酸化剤ガスの流れの方向を二方向有していることを特徴とする。【効果】 基板を流れる全てのガスが1方向から他の方向に向かって流れるのではなく、対抗して流れるように各単セルを配置しているため、従来のような温度分布が解消され、各セルの温度分布は軽減されて均一な温度での発電反応が進行し、長期間に渡って安定した性能を有する固体電解質型燃料電池を実現することができる。
請求項(抜粋):
電極材料から作製され、内部に貫通口を有する平板型電極基板の片面に電解質層と電極層を積層してなる固体電解質型燃料電池の単セルが複数個積層されたスタックを酸化剤ガス導入室、酸化剤ガス排出室および燃料ガス導入室を有する固体電解質型燃料電池外器に収納して構成される固体電解質型燃料電池において、前記スタックの両側にそれぞれ酸化剤ガス導入室と酸化剤ガス排出室が配置され、該スタック内において単セルの貫通口を通り、酸化剤ガス導入室から酸化剤ガス排出室に至る酸化剤ガスの流れの方向を二方向有していることを特徴とする固体電解質型燃料電池。
IPC (3件):
H01M 8/24 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/12

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