特許
J-GLOBAL ID:200903056711434667
煮付け食品の保存方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-056206
公開番号(公開出願番号):特開平5-219922
出願日: 1992年02月06日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 煮付け食品の保存方法において、煮付け後の風味の変質を伴わずにその賞味保存期間を大幅に延長させる方法を提供する。【構成】 素材1を煮付けして、その素材1と煮汁1aをアルミ箔を含まないレトルトパウチ3に脱気雰囲気下で密封シールしてレトルトパック状態とし、その状態のまま缶本体4内に投入すると共に沸騰水5を充填し、脱気雰囲気下で缶蓋6を巻締めする。そして、その缶詰状態で高温のレトルト加熱処理を施す。【効果】 レトルトパウチ3が空気の透過性と境界濃度差による浸透性を有し、内容物の不要な臭気を水5へ移動させ、逆に缶側の缶臭さが内容物(煮付け食品)へ移ることを防止する。この2重包装方式により、缶詰としての食品の長期保存性を確保しながら、煮付け食品の新鮮な風味を保持させる。また、レトルト加熱段階での焦げつきや、缶のERVの悪化も防止できる。
請求項(抜粋):
煮付け食品を脱気しながらアルミ箔を含まないレトルトパウチで密封詰めにし、レトルトパウチ詰め後の前記製品を缶内に収納させてその周囲に沸騰水を充填し、その状態で脱気しながら前記缶に缶蓋を巻締めし、巻締め後の前記缶にレトルト加熱処理を施すことを特徴とした煮付け食品の保存方法。
IPC (2件):
A23L 3/00 101
, A23L 3/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平4-020260
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特公昭38-016709
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特開昭47-043355
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