特許
J-GLOBAL ID:200903056730147687

内燃機関の蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-299719
公開番号(公開出願番号):特開平9-144613
出願日: 1995年11月17日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 パージ制御実行時において空燃比の荒れを招くことのない内燃機関の蒸発燃料処理装置を提供する。【解決手段】 パージを実行する際に、パージ通路18にベーパが残留しているかどうかを推定する。パージ通路18内のベーパの残留が少なければ、ベーパが充満するようにベーパを供給する。パージ実行開始時には、常にパージ通路18内にベーパが存在していることとなるため、パージ制御弁68を開いてからベーパがエンジン本体に流入するまでの遅延時間は、常に一定となる。従って、燃料噴射制御における空燃比制御精度が向上し、空燃比の荒れが抑制される。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃料タンクからのベーパを一時的に吸着して貯蔵するキャニスタと、前記キャニスタと該内燃機関の吸気管とを連通するパージ通路と、前記パージ通路を介して該吸気管に吸入されるベーパを制御するパージ制御手段と、を備える内燃機関の蒸発燃料処理装置において、前記パージ通路におけるベーパの残留状態を推定するベーパ推定手段と、前記ベーパ推定手段により推定されたベーパの残留状態に応じて前記パージ制御手段の制御定数を変更する制御定数変更手段と、を具備することを特徴とする、内燃機関の蒸発燃料処理装置。

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