特許
J-GLOBAL ID:200903056731911984

循環式紙幣入出金機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-145234
公開番号(公開出願番号):特開平7-006246
出願日: 1993年06月16日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 取り扱う金種よりも少ない出金紙幣収納部で入出金を取り扱うことができ、また、稼働率を低下させることなくジャムの確認が容易なコンパクトな循環式紙幣入出金機を提供する。【構成】 着脱自在の紙幣収納カセット(12)は、2箇所の収納及び繰出し可能な紙幣収納部(121 ,122 )を有し、その1つには2金種の紙幣が混在して収納され、その間にリジェクト紙幣収納部(123 )を備えた構造になっている。識別器(23)による識別結果に基づいて、取り出し対象の紙幣収納部の種類とリジェクトの有無により取り出しと収納を制御し搬送路上の紙幣の搬送状況を各種センサで検知して振り分け部(25〜28)等を適切に制御することにより、取り出し通路とリジェクト通路が交錯する場合であっても円滑な搬送を行うようにした。また、1枚のみ試験的に循環させることにより、ジャム発生の有無を容易に確認している。
請求項(抜粋):
入金紙幣を金種別に収納するとともに収納された紙幣を要求に応じて払い出す循環式紙幣入出金機において、いずれか一方に2種類の紙幣が混在して収納される第1および第2の紙幣収納部と、これらの紙幣収納部の間にリジェクト紙幣収納部を有する着脱自在の紙幣収納カセットと、これらの紙幣収部の配置方向と同一方向に配置されるとともに各紙幣収納部と係合し、前記2つの紙幣収納部からの紙幣の取り出しおよびリジェクト紙幣の収納を選択的に行う分岐部と、入金口から投入された入金紙幣および前記紙幣収納部から払い出された出金紙幣の金種および正損を判別する識別部と、前記分岐部から前記識別部を通り、再び前記分岐部へ至る循環通路と、入金口から延び、前記識別部の前方で前記循環通路に連結される入金通路と、前記識別部の後方で前記循環通路から分岐して出金口へ至る出金通路と、各部の制御を行うとともに、前記2つの紙幣収納部のうちの循環通路の上流側に位置する第2の紙幣収納部からの繰出し中に前記識別部でリジェクト紙幣が検出されたとき、この検出結果に基づいてリジェクト紙幣がリジェクト収納部に収納されるまで前記第2の紙幣収納部からの繰出しを停止させる制御手段とを備えたことを特徴とする循環式紙幣入出金機。
IPC (2件):
G07D 9/00 326 ,  B65H 85/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-095594
  • 特開平3-177992

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