特許

J-GLOBAL ID：200903056732101030

遮音壁を用いた消音装置

発明者： 杉山 武 ,  長縄 明 ,  大脇 雅直 ,  杉木 陽次
出願人/特許権者： 中部電力株式会社 ,  株式会社熊谷組
代理人 (1件)： 林 孝吉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-085676
公開番号（公開出願番号）：特開平5-289675
出願日： 1992年04月07日
公開日（公表日）： 1993年11月05日
要約：

【要約】【目的】 遮音壁は通常の遮音壁の高さに構築し、そして、該遮音壁を用いて音源から伝播する騒音を効率良く消音する。【構成】 音源を通常の高さの遮音壁1にて囲む。そして、該遮音壁1の一側面に該遮音壁1の上端部位に解放部5を有する空間層3を形成する。更に、該空間層3の底部に騒音キャンセル用スピーカ7を配置し、そして、該騒音キャンセル用スピーカ7をコンピュータ10に接続し、該遮音壁1の上面を通過する騒音と略同一音量になるように前記空間層3にて拡声される音波を前記騒音の音波と逆位相にて該騒音キャンセル用スピーカ7より放射し、該空間層3上面の解放部5近傍にて前記騒音と相互に干渉し合って消音できるように構成する。

請求項（抜粋）：

遮音壁を構築し、該遮音壁に該遮音壁の上端部位に解放部を有する空間層を形成し、該空間層底部に騒音キャンセル用スピーカを配設し、且つ、該騒音キャンセル用スピーカをコンピュータに接続して前記遮音壁上面を通過する騒音と略同一音量になるように前記空間層で拡声される音波を該騒音の音波と逆位相にて該騒音キャンセル用スピーカより放射し、該空間層上面の解放部近傍にて前記騒音と相互に干渉して消音できるように構成されたことを特徴とする遮音壁を用いた消音装置。

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平3-267900
  
• 特開平2-234599
  
• 特開平3-217199