特許
J-GLOBAL ID:200903056732301322

オートフオーカス装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-188800
公開番号(公開出願番号):特開平5-037841
出願日: 1991年07月29日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】 機械的な駆動機構を何等必要とせず、且つワイド時や低輝度時のようにコントラスト情報の山が平坦に近くても、あるいは一過性のノイズが重畳されても、山登りAFにおける初期駆動方向を確実に判断する。【構成】 山登りAFにて、合焦動作開始点より任意方向にレンズ駆動し、この間のnポイントでコントラスト値を求める。演算処理回路7内のCPUで、上記nポイントのコントラスト値を開始点におけるコントラスト値と大小比較して多数決判断することにより、初期駆動方向を決定する。
請求項(抜粋):
フォーカシングレンズと撮像素子の光電変換面との距離に変調を与えたときの、該撮像素子からの映像信号出力に基づく上記光電変換面上の像の鮮鋭度を表わす信号のレベル変化に応じて、該レベルがそのピーク値に至るように漸次上記フォーカシングレンズと撮像素子の光電変換面との距離を変化させるようにしたオートフォーカス装置であって、上記フォーカシングレンズと撮像素子の光電変換面との距離変化を所定の第1の方向に向けて開始し、この開始後該距離が所定の第1の距離に至るまでの過程で異なる所定のnポイントの上記距離変化の各位置で夫々上記像の鮮鋭度を表わす信号を順次得る手段と、上記nポイントの像の鮮鋭度を表わす信号を順次それを得た過程に沿って夫々その前に開始点に位置する値と大小関係を比較し、この比較の結果大なる方向への変化が過半数を占めたときは上記フォーカシングレンズと撮像素子の光電変換面との距離が上記第1の距離に至った後も該距離を上記第1の方向に向けて変化させる旨判定し、上記比較の結果小なる方向への変化が過半数を占めたときは上記フォーカシングレンズと撮像素子の光電変換面との距離が上記第1の距離に至った後は該距離を上記第1の方向とは逆の第2の方向に向けて変化させる旨判定する駆動方向判定手段と、を備えたことを特徴とするオートフォーカス装置。

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