特許
J-GLOBAL ID:200903056741625904

遠隔通信における位相同期誤差補正方法および位相同期誤差補正システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-185366
公開番号(公開出願番号):特開平11-032003
出願日: 1997年07月10日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 伝送効率の向上または周波数の有効活用ができる遠隔通信における位相同期誤差補正。【解決手段】 地上局2がタイミングを初期同期する際に通信衛星1から受けた基準タイミングと距離概算情報部25に予め保持する距離情報とに従って出力タイミングを粗補正し、この出力タイミングを所定のフォーマットにより通信衛星1へ出力し、次いで通信衛星1が受けた所定のフォーマットから検出した粗補正した出力タイミングを基準タイミングと比較し差分を誤差情報として地上局2に宛てて送出し、次いで地上局2が受けた誤差情報に基づいて出力タイミングを精補正するフィードバックループをシステムが備えている。距離情報は他の衛星との間で授受する位置情報により得ることもでき、また通信衛星1で情報信号の所定範囲外のタイミングを検出し、要補正情報により上記初期同期を行う。
請求項(抜粋):
TDMA(時分割多元接続)方式を採用する遠隔通信における位相同期誤差補正方法において、基準局および端末局の少くとも一方に前記基準局と前記端末局との間の距離情報を予め有し、前記端末局は、前記TDMA通信のためのタイミングを初期同期する際、前記基準局からこの基準局が内蔵する基準タイミングを受け、受けた基準タイミングおよび前記距離情報に従って出力タイミングを粗補正し、粗補正されたこの出力タイミングを所定のフォーマットによりバースト出力し、次いで、前記基準局は、受けた所定のフォーマットから前記粗補正した出力タイミングを検出し、この出力タイミングを内蔵する基準タイミングと比較し差分を誤差情報として検出し、この検出された誤差情報を前記端末局に宛てて送出し、次いで、前記端末局は、誤差情報を受け、受けた誤差情報に基づいて出力タイミングを精補正することを特徴とする遠隔通信における位相同期誤差補正方法。
IPC (5件):
H04B 7/212 ,  H04B 7/26 ,  H04J 3/00 ,  H04J 3/06 ,  H04L 7/00
FI (5件):
H04B 7/15 C ,  H04J 3/00 H ,  H04J 3/06 D ,  H04L 7/00 Z ,  H04B 7/26 N
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-241140

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