特許
J-GLOBAL ID:200903056753588044

仮想物体が配された仮想空間内の光景を示す画像を表示する画像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-254825
公開番号(公開出願番号):特開平11-096396
出願日: 1997年09月19日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 属性値と形状生成アルゴリズムを用いて三次元オブジェクトの形状データを生成することにより、データ記憶装置からの読み込み時間を低減した画像表示装置を提供する。【解決手段】 視点位置から視線方向を眺めた画像を表示する画像表示装置において、記録媒体1には第一種オブジェクトの属性値と第二種オブジェクトの形状データと各オブジェクトの配置位置とが記録され、オブジェクト属性値記憶部は属性値を記憶し、オブジェクト配置記憶部は配置を記憶し、オブジェクト形状データ生成アルゴリズム記憶部は形状生成アルゴリズムを記憶する。視点状態記憶部は視点状態を記憶し、視点・オブジェクト間距離判定部は視点に近いオブジェクトを判定する。第一種オブジェクトの形状データ生成方法判定部はオブジェクト形状データ生成部に視点に近い第一種形状データを作成させ、第二種オブジェクトの形状データ生成方法判定部はオブジェクト形状データ記憶部に第二種オブジェクトの形状データを読み込ませる。
請求項(抜粋):
仮想物体の基本構造に依存した様式により仮想物体の形状を示す第一種形状データが記録された記録媒体を用いて仮想空間内の光景画像を表示する画像表示装置であって、仮想空間における複数仮想物体のそれぞれの配置座標と、当該配置座標に配すべき仮想物体名と、各仮想物体が第一種形状データであるかを示す種別情報とからなるマップ情報を記憶する第1記憶手段と、内部メモリと、全ての第一種形状データを記録媒体から内部メモリに読み出す第1読出手段と、操作者の操作を受け付けて、仮想空間において視点座標を移動させる移動手段と、視点座標が移動すると、視点座標を基準にした所定範囲内に配置座標を有する仮想物体名を第1記憶手段から検出する検出手段と、所定のアルゴリズムを実行することにより、内部メモリに読み出された第一種形状データであって、検出された仮想物体名のものを頂点座標に変換する変換手段と、変換手段により形状データから変換された頂点座標から仮想物体の投影像を生成する第1生成手段と、第1生成手段により生成された投影像を合成して、光景画像を得る合成手段とを備えることを特徴とする画像表示装置。

前のページに戻る