特許
J-GLOBAL ID:200903056753747584

二次記憶装置におけるデータ転送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-148937
公開番号(公開出願番号):特開平10-340160
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】複数のデータ107〜109を、制御プロセッサ105のファイバチャネル制御部に対する1回の転送指示によってホストプロセッサ101へ転送することで、制御プロセッサ105の処理を軽減し、二次記憶装置102の転送性能を向上させる。【解決手段】一括転送を実現するために、インタフェース制御部は、ホストプロセッサからのデータ転送コマンドに識別子を設定し、制御プロセッサと共有する。制御プロセッサは、ホストプロセッサへのデータ転送を指示する場合に、当該データの転送元アドレス,データ長,当該データを要求したコマンドの前記識別子を1組のエントリとしたリストを作成し、当該リストの先頭アドレスをインタフェース制御部に示す。インタフェース制御部はリストを元にホストプロセッサとのプロトコル処理とデータ転送を実行する。
請求項(抜粋):
データを記憶する磁気ディスクと、ホストプロセッサとの通信を行うインタフェース制御部と、ホストプロセッサからのコマンドに応じて磁気ディスク,インタフェース制御部を制御する制御プロセッサからなる二次記憶装置において、インタフェース制御部はホストプロセッサからのコマンドに識別子を設定する手段と、前記識別子を制御プロセッサと共有する手段を持ち、ホストプロセッサへのデータ転送の際に、(a)制御プロセッサは、ホストプロセッサへの転送可能な単一あるいは複数のデータに対して、前記識別子と転送元アドレスとサイズからなるリストを作成するステップと、(b)制御プロセッサは、インタフェース制御部に対してホストプロセッサへのデータ転送を指示する命令を発行するとともにステップ(a)で作成したリストの先頭アドレスを指示するステップと、(c)インタフェース制御部は、前記リストを元に指示された単一あるいは複数のデータをホストプロセッサへ転送するステップと、(d)インタフェース制御部は、データ転送終了後、制御プロセッサに終了を報告するステップステップからなる二次記憶装置におけるデータ転送方法。

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