特許
J-GLOBAL ID:200903056758850952

自動変速機用摩擦要素のリターンスプリング支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-340695
公開番号(公開出願番号):特開平6-185613
出願日: 1992年12月21日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 自動変速機用摩擦要素のリターンスプリング支持構造に、作動ピストン及び遠心圧キャンセルピストン間の相対回転阻止機能を持たせ、併せて両ピストンを特殊な構成にする必要のないリターンスプリング支持構造とする。【構成】 摩擦板3,4間を押圧する作動ピストン5のリターンスプリング9を、該ピストン5および遠心圧キャンセルピストン7の径方向重合部5c,7cに形成した軸線方向溝5d,5d間に挟んで保持するため、リターンスプリング9が両ピストン5,7の相対回転を阻止する用を兼ねる。よって、この相対回転を防止するためにリターンスプリング9のばね常数を大きくする必要がなく、リターンスプリングに抗して作動されるクラッチが応答遅れを生ずるようなことがない。
請求項(抜粋):
変速段を決定する液圧作動式摩擦要素を具え、該摩擦要素が作動液圧室とは反対の作動ピストンの側に遠心圧キャンセルピストンを有し、これら両ピストン間にリターンスプリングを介在させた構成になる自動変速機において、前記作動ピストンおよび遠心圧キャンセルピストンに夫々、相互に径方向にオーバーラップする径方向重合部を設定し、これら径方向重合部に形成した軸方向溝間に前記リターンスプリングを挟んで保持したことを特徴とする自動変速機用摩擦要素のリターンスプリング支持構造。
IPC (2件):
F16H 63/30 ,  F16D 25/0638

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