特許
J-GLOBAL ID:200903056764419848

ケースの内外接続構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-125941
公開番号(公開出願番号):特開平9-306572
出願日: 1996年05月21日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 ケースの内外を電線で接続するための構造において、ハウジングを小型化する。【解決手段】 電線20が挿通するハウジング13には、電線20の挿通部分からのオイルの漏洩を防止するために樹脂材注入室18が形成されている。この樹脂材注入室18内において、電線20の途中部分を皮剥ぎし、その剥き出された芯線21を電線20に対してT字状に折り曲げて金具固着部22とし、この金具固着部22に位置決め金具23をかしめ固定する。これによって、位置決め金具23が電線20の軸線上から外れるため、金具固着部22の両側に連なる電線20の被覆端末20a,20b同士を極力近づけることができる。従って、ハウジング13の樹脂材注入室18の深さを浅くすることができる。
請求項(抜粋):
ケースの側面に貫通した状態でハウジングが取り付けられるとともにそのハウジングには充填材が注入される充填材注入室が形成されており、前記ケースの内側と外側に配された電気部品を接続する被覆電線が前記充填材注入室を介してハウジングを貫通した状態で取り付けられているケースの内外接続構造において、前記充填材注入室内における前記被覆電線の一部が皮剥ぎされて金具固着部とされるとともにこの金具固着部には前記ハウジングに係合することによって前記被覆電線の長さ方向の位置決めをなす位置決め金具が固着され、かつ、前記位置決め金具が前記金具固着部の両側に連なる被覆電線の軸線上に位置しないように配されていることを特徴するケースの内外接続構造。

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