特許
J-GLOBAL ID:200903056766518487

車両運動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-222329
公開番号(公開出願番号):特開平8-085471
出願日: 1994年09月19日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 車輪のスリップ率を制御する車輪スリップ制御装置が搭載されている車両運動制御装置において、前後輪のコーナリングパワーが変化するトラクション制御時にふらつきのない安定した車両挙動を得ること。【構成】 車輪スリップ制御作動時に車輪スリップ制御装置aから車両運動制御装置へ駆動輪のスリップ情報を転送し、かつ前後加速度信号に基づき前後荷重移動量を算出し、車両運動制御装置はスリップ率情報と荷重移動量情報に基づき上記自車の車両諸元のうち前後輪のコーナリングパワー相当の定数を書き換える定数変更手段gを設けた。
請求項(抜粋):
車輪のスリップを検出して車輪のスリップ率を目標とするスリップ率に制御する車輪スリップ制御装置と、操舵角もしくは相当する量を検出する操舵角検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前後の荷重移動量を検出する前後荷重移動量検出手段と、前記操舵角と車速の信号を入力し、目標とする動特性を数学モデル化してなる規範モデルもしくは運動方程式で記述される車両モデルのいずれかを用いて車両運動目標値を少なくとも1種類求める運動目標値設定手段と、前記操舵角,車速及び車両運動目標値を入力し、自車の車両諸元と車両の運動方程式の逆演算(車両モデルの逆系)により、車両運動目標値に実車両の運動を一致させるための少なくとも1つの制御入力指令値を決定する制御入力決定手段と、前記車輪スリップ制御装置で検出される車輪スリップ率と前記前後荷重移動量検出値を入力し、前記制御入力決定手段の自車諸元のうち前輪及び後輪のコーナリングパワー相当の定数の修正値を前記スリップ率と前記前後荷重移動量に応じて設定するコーナリングパワー修正値演算手段と、前記車輪スリップ制御装置の作動信号に基づき、前記制御入力決定手段の前輪および後輪のコーナリングパワー相当の定数を前記コーナリングパワー修正値に変更する定数変更手段と、前記制御入力決定手段で決定される制御入力指令値にしたがって、制御入力可変機構を調整する制御入力可変機構調整手段と、を備えていることを特徴とする車両運動制御装置。
IPC (7件):
B62D 6/00 ,  B62D 7/14 ,  F02D 29/02 311 ,  B60K 41/00 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00

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