特許
J-GLOBAL ID:200903056767653485

転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-349285
公開番号(公開出願番号):特開2003-148477
出願日: 2001年11月14日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】【課題】 転動体のクロムの中心偏析率及びマンガンの中心偏析率と転がり寿命との関係を明確にし、長寿命な転がり軸受を提供する。【解決手段】 内輪1,外輪2,及び複数の転動体3を備える深みぞ玉軸受において、転動体3を連続鋳造による軸受鋼の線材から製造した。そして、転動体3のクロムの中心偏析率Cr/Cr0を1.35以下、転動体3のマンガンの中心偏析率Mn/Mn0を1.25以下とし、さらに、軸受鋼の酸素の含有量を10ppm以下、硫黄の含有量を80ppm以下とした。
請求項(抜粋):
内輪と、外輪と、前記内輪と前記外輪との間に転動自在に配設された複数の転動体と、を備える転がり軸受において、前記転動体は、連続鋳造による軸受鋼の線材から製造されたものであるとともに、前記転動体の中心クロム濃度Cr(質量%)及び平均クロム濃度Cr0(質量%)から算出されるクロムの中心偏析率Cr/Cr0(ただし、Cr<Cr0の場合はCr0/Cr)が1.35以下で、且つ、前記転動体の中心マンガン濃度Mn(質量%)及び平均マンガン濃度Mn0(質量%)から算出されるマンガンの中心偏析率Mn/Mn0(ただし、Mn<Mn0の場合はMn0/Mn)が1.25以下であり、さらに、前記軸受鋼の酸素の含有量が10ppm以下で、硫黄の含有量が80ppm以下であることを特徴とする転がり軸受。ここで、前記中心クロム濃度Crとは、前記転動体の直径をDyとすると、前記転動体の中心から半径0.01×Dy〜0.02×Dyまでの部分又はその最も近傍におけるクロム濃度の最大値であり、前記平均クロム濃度Cr0とは、前記転動体の中心から0.25×Dy離れた箇所のクロム濃度を複数箇所測定し、それらを平均したものである。また、前記中心マンガン濃度Mnとは、前記転動体の中心から半径0.01×Dy〜0.02×Dyまでの部分又はその最も近傍におけるマンガン濃度の最大値であり、前記平均マンガン濃度Mn0とは、前記転動体の中心から0.25×Dy離れた箇所のマンガン濃度を複数箇所測定し、それらを平均したものである。
IPC (3件):
F16C 33/32 ,  C22C 38/00 301 ,  F16C 19/02
FI (3件):
F16C 33/32 ,  C22C 38/00 301 Z ,  F16C 19/02
Fターム (15件):
3J101AA02 ,  3J101AA42 ,  3J101AA62 ,  3J101BA10 ,  3J101DA01 ,  3J101DA09 ,  3J101DA11 ,  3J101DA12 ,  3J101EA03 ,  3J101FA31 ,  3J101GA01 ,  3J101GA31 ,  3J101GA34 ,  3J101GA41 ,  3J101GA51

前のページに戻る