特許
J-GLOBAL ID:200903056775649632

ランセット注射器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-263269
公開番号(公開出願番号):特開平6-078903
出願日: 1992年09月04日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【構成】 両端に開口を有するハウジング1と、ハウジング1の基端側に取りつけられたキャップ2と、先端11にランセット4が装着され、基端側はハウジング1の開口9からキャップ2の内腔20へ延びてなるハウジング1内を摺動しうるランセットホルダ-3と、ハウジング1の内壁に設けられた段部7とランセットホルダ-3の先端11との間に設置されたバネ5とからなるランセット注射器であって、キャップ2の頭部16を押すことによってバネ5が収縮し、ランセット4の先端がハウジング1の開口8から外部に移行して人体の皮膚を穿刺するとともに、ランセット注射器の再使用を防止したランセット注射器。【効果】 取扱者がキャップ2の頭部16を押す一操作だけで、ランセット4の人体の皮膚への穿刺による血液の流出、使用済ランセットのハウジング1内への収容による取扱者の血液感染の防止および使用済ランセット注射器の再使用の禁止を一挙に行うことができる。
請求項(抜粋):
両端に開口を有するハウジング1と、ハウジング1の基端側に取りつけられたキャップ2と、先端11にランセット4が装着され、基端側はハウジング1の開口9からキャップ2の内腔20へ延びてなるハウジング1内を摺動しうるランセットホルダ-3と、ハウジング1の内壁に設けられた段部7とランセットホルダ-3の先端11との間に設置されたバネ5とからなるランセット注射器において、キャップ2はその内壁に設けた突条部6でランセットホルダ-3の基端に形成されたフランジ10を係止しており、キャップ2の開口内部側端にはハウジング1の基端の膨張突起14と係止される側端突起13が設けられ、ランセット4の先端はハウジング1内にあり、キャップ状バブ体2を押すことによってバネ5が収縮され、ランセット4の先端がハウジング1の開口8から外部に移行して人体の皮膚を穿刺するとともに、ランセットホルダ-3のフランジ10がキャップ2の突条部6の係止を外れて内腔20に移行するように成形されており、キャップ2の突条部6から内部閉鎖端15までの距離Lが、キャップ2の側端突起13がハウジング1の外壁に沿って移動しうる距離Dより長いことを特徴とするランセット注射器。

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