特許
J-GLOBAL ID:200903056777070500

直接拡散通信妨害装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-295218
公開番号(公開出願番号):特開平7-154299
出願日: 1993年11月25日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 従来の妨害装置では事実上妨害が困難であった直接拡散通信波に対して通信妨害を可能とする。【構成】 目標とする直接拡散通信波を受信し、一次記憶器3で一次記憶をし、周波数分析器4で中心周波数foの測定をした後に、信号発生器5で中心周波数foと同じ周波数の連続波を発生し、位相切換器6で高周波位相をランダムに切換え、送信することで目標通信波の受信点で疑似的なフェージングを生成することにより直接拡散通信波に対する妨害を可能とする。AM,FM波妨害用の従来の通信妨害装置とほぼ同じ妨害電力で直接拡散通信波の妨害を可能にする。
請求項(抜粋):
伝送すべき情報の周波数帯域を数百〜数千倍に拡散することにより耐通信妨害性を向上した直接拡散通信方式の通信に対して効果的な妨害を与える通信妨害装置において、妨害対象の目標通信波を受信するアンテナと、この受信アンテナから出力される目標通信波を増幅する受信機と、この受信機から出力される目標通信波を一時記憶する記憶手段と、この一時記憶手段から読み出した前記目標通信波のRFの位相をランダムに切替え、ランダムに位相を切替られた前記RFと前記一時記憶手段から読み出した目標返信波との加算により、前記受信機で受信した目標通信波のRF位相を連続的に又は非連続的に切替えた形式の妨害波を生成する手段と、この妨害波を送信するアンテナとを備えてなり、目標通信受信機の入力端で目標通信波と妨害波とを相互に干渉させることにより擬似的なフェージングを発生させ、目標通信波による通信を妨害することを特徴とする直接拡散通信妨害装置。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04K 3/00

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