特許
J-GLOBAL ID:200903056783205271

人が容易に通過できる防火区画用スクリーン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-172691
公開番号(公開出願番号):特開平10-015100
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 耐熱性のある柔軟な布製のスクリーンを用いて容易かつ安価に実施でき、設置スペースが小さくて済み、建物内部の開口部を効果的に遮蔽して相当に高い防火,防煙性能を発揮し、しかも仕切った状態のままでスクリーン面を人が容易に通過できるようにする。【解決手段】 スクリーン避難通路部1aにおける表幕と裏幕の各短冊片4a,4bの下端にそれぞれ個別のサブウエイトバー6a,6bが水平に固着されており、各サブウエイトバーがメインウエイトバー5にほぼ接して配列されている。多数のサブウエイトバーは、適宜な結合手段(ワイヤー7a,7bとコイルバネ8a,8b)によりメインウエイトバーに対して力学的に緩く拘束されていて、人が通り抜けようとする際に加わる外力を受けてメインウエイトバーに対して大きく変位するとともに、外力がなくなれば前記拘束力によりメインウエイトバーにほぼ接した所定の配列位置に復帰する。
請求項(抜粋):
以下の各要件(1)〜(6)を備えたことを特徴とする人が容易に通過できる防火区画用スクリーン装置。(1)建物内部の開口部を遮蔽するように垂下して設置され、天井や梁下から床まで達するとともに両側端が壁や柱などに達する耐熱性のスクリーンが主体である。(2)前記スクリーンは所定部分に設定された避難通路部とその他の本体部とからなり、前記避難通路部は互いに分離した表幕と裏幕の2枚重ねになっている。(3)前記避難通路部の前記表幕と裏幕はそれぞれ下端から縦方向に伸びる多数のスリットにより多数の短冊片に分割されており、前記表幕のスリット位置と前記裏幕のスリット位置が重ならないようにずれている。(4)前記スクリーンの下端にはほぼ全幅にわたって連続したメインウエイトバーが水平に配設されており、このメインウエイトバーは前記スクリーン本体部の下端に固着されているが、前記避難通路部における前記表幕短冊片および前記裏幕短冊片の下端とは分離されている。(5)前記避難通路部における前記表幕短冊片および前記裏幕短冊片の下端にそれぞれ個別のサブウエイトバーが水平に固着されており、これらの各サブウエイトバーが前記メインウエイトバーにほぼ接して配列されている。
IPC (2件):
A62C 2/10 ,  E06B 7/32
FI (2件):
A62C 2/10 ,  E06B 7/32 B

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