特許
J-GLOBAL ID:200903056783692865

光ディスク装置の制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-203766
公開番号(公開出願番号):特開平6-052563
出願日: 1992年07月30日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 アクチュエータの外乱推定器を用いて迅速に外乱を抑え、かつ電気的に支持されたアクチュエータを用いてパラメータ変動の影響を排除する。【構成】 アクチュエータの可動部変位量を検出するセンサを取り付けて変位量及び駆動電圧から外乱量を推定する状態推定器を設け、外乱の影響を排除できる制御システムを構成する。また加速度センサによる外乱量検出もしくはアクチュエータ駆動電流(電圧)から外乱力を推定する最小次元オブザーバで構成される状態推定器を用いて制御システムを構成する。さらに検出変位量と速度状態推定器との出力からフィードバックループを構成してアクチュエータを電気的に支持し剛性の大きなアクチュエータを構成する。
請求項(抜粋):
光ディスクの面ぶれに対して、対物レンズにより集光されるレーザスポットが常に合焦点するよう追従させるためのフォーカスアクチュエータと、上記アクチュエータのフォーカス方向の変位量を検出するフォーカス位置センサーと、上記レーザースポットの焦点ずれを検出するための焦点ずれ検出センサーと、上記焦点ずれ検出センサーから検出される焦点ずれ量に基づいて上記アクチュエータを制御する焦点制御回路からなる焦点制御システムにおいて、上記位置センサーの検出位置を上記フォーカスアクチュエータの伝達特性の逆特性を有する逆モデル回路に入力する事により、上記フォーカスアクチュエータの可動部の加速度を推定し、同時に上記加速度推定信号から上記アクチュエータの駆動信号より推定される上記アクチュエータの駆動力を減算する事により、上記アクチュエータに加わる外乱力を電気的に推定する事で、上記外乱力に相当する信号を基のアクチュエータ制御信号に加算し、外乱があってもサーボはずれが生じないフォーカス制御システムを構成する事を特徴とする光ディスク装置の制御方式。
IPC (3件):
G11B 7/095 ,  G11B 7/085 ,  G11B 21/10

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