特許
J-GLOBAL ID:200903056788001720

文字行の傾き検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-251996
公開番号(公開出願番号):特開平5-089285
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【構成】画像圧縮部11は、画像メモリに記憶された文書画像を、画像メモリの行方向に関して圧縮する。画像メモリの行方向は、文字行に略平行な方向となる。画素膨張部12は、圧縮後の文書画像を構成する黒画素を、画像メモリの行方向に関して7倍に膨張させる。この画像は、画像回転部13で90度回転される。セル抽出部14は、回転後の画像を記憶したメモリの行方向に画像を走査し、走査線上で8個以上連続する黒画素群をセルとして抽出する。セルは、分類部15において、各文字行に対応したセルごとにグループ分けされる。行方向算出部16は、各グループを構成する各セルの中心位置の座標に近接する直線を算出する。傾斜角算出部17では、直線の傾きが求められ、さらにその平均値が求められる。この平均値に基づき、文字行の傾斜角が求められる。【効果】文字行の傾斜角を正確に、かつ、速やかに検出できる。
請求項(抜粋):
画像記憶手段に記憶された文書画像の文字行が所定方向に対してなす傾斜角を検出する装置であって、文字を構成する文字構成画素を、文字行に略平行な方向に膨張させる画素膨張手段と、画素膨張後の文書画像を文字行に略垂直な方向に走査し、走査線上で連続する所定数以上の文字構成画素からなるセルを抽出するセル抽出手段と、文字行に略平行な方向に関して重なりを有するとともに文字行に略平行な方向の所定距離内に位置するセル同士が同一グループに属するように、セルをグループ分けする分類手段と、各グループを構成するセルの上記走査線に沿う方向に関する中心位置の座標に基づき、文字行の方向を算出する行方向算出手段と、上記算出された文字行の方向が上記所定方向に対してなす角を文字行の傾斜角として検出する傾斜角検出手段とを含むことを特徴とする文字行の傾き検出装置。

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