特許
J-GLOBAL ID:200903056792834826

エンジンの空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-291054
公開番号(公開出願番号):特開平11-125138
出願日: 1997年10月23日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】不適正な学習値に起因して、エンジンの冷間始動時において空燃比がオーバリッチになるのを防止する。【解決手段】吸入空気量センサ4として、ヒートレジスタ式のものが用いられる。熱間始動時には、センサ4のうち熱容量が大きいセンサボディ4bが高温になっており、吸入空気量が変化しても、熱容量の小さいセンサ素子4aはセンサボディ4bの熱影響を受けて実際よりも少ない吸入空気量を検出する。空燃比センサ10を用いた空燃比フィ-ドバック制御の制御値に基いて、空燃比の学習値CLが算出され、算出された学習値CLはメモリに記憶される。エンジン始動時には、記憶されている学習値CLが学習制御の初期値CLMとされる。熱間始動時から所定時間経過するまでの間に得られた学習値CLは、メモリに記憶されるのが禁止される。別の例として、学習値記憶用のメモリとして、熱間始動時用と冷間始動時用とを別個独立して設けることもできる。
請求項(抜粋):
吸入空気量の変化に起因する抵抗値の変化を利用して吸入空気量を検出する吸入空気量センサを備え、空燃比センサからの出力に基いて空燃比をフィ-ドバック制御すると共に、該フィ-ドバック制御の制御値に基いて得られる学習値による空燃比の学習制御を行うようにしたエンジンの空燃比制御装置において、エンジンの熱間始動時から所定期間経過するまでの間において得られる学習値を、エンジンの冷間始動時における前記学習制御に反映することが禁止される、ことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/06 305 ,  F02D 45/00 340
FI (3件):
F02D 41/14 310 H ,  F02D 41/06 305 ,  F02D 45/00 340 G

前のページに戻る