特許
J-GLOBAL ID:200903056793301643

FMCWレーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-318583
公開番号(公開出願番号):特開2004-151022
出願日: 2002年10月31日
公開日(公表日): 2004年05月27日
要約:
【課題】至近距離を大きな相対速度で移動するターゲットを確実に検出するFMCWレーダ装置を提供する。【解決手段】信号処理部22が生成する変調信号Mに従ってVCO10が生成する信号(ひいてはレーダ波)は、変調範囲ΔFの間を、第1の変化率A1にて直線的に周波数を減少させる変調期間TD1と、同じく変調範囲ΔFの間を、第2の変化率A2にて直線的に周波数を減少させる変調期間TD2とを繰り返すように設定され、これら変調期間TD1,TD2で検出されるビート周波数、及び両変化率の比N(=A2/A1)に基づき、ターゲットとの距離や相対速度を求める。両変調期間TD1,TD2では、いずれも周波数が漸減するように設定されているため、接近中のターゲットについてビート周波数の折り返しが発生してしまうことがなく、接近中のターゲットを確実に検出できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
周波数が漸次変化するよう変調された送信信号を生成する信号生成手段と、 該信号生成手段が生成した送信信号に基づくレーダ波の送信、及び該レーダ波を反射したターゲットからの反射波の受信を行う送受信手段と、 前記送受信手段からの受信信号及び前記送信信号と同じ周波数を有するローカル信号に基づいてビート信号を生成するビート信号生成手段と、 該ビート信号生成手段が生成したビート信号に基づいて、レーダ波を反射したターゲットに関する情報を求める信号処理手段と、 を備えたFMCWレーダ装置において、 前記信号生成手段は、少なくとも、互いに大きさが異なり且つ符号が等しい第1及び第2の変化率にて、前記送信信号の周波数を変化させ、 前記信号処理手段は、 前記第1の変化率にて周波数を変化させる第1変調期間、及び前記第2の変化率にて周波数を変化させる第2変調期間を第1測定期間とし、該第1測定期間にて得られるビート信号に基づいて、前記ターゲットとの距離及び相対速度を求める第1演算手段を備えることを特徴とするFMCWレーダ装置。
IPC (1件):
G01S13/34
FI (1件):
G01S13/34
Fターム (11件):
5J070AB17 ,  5J070AB21 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AD06 ,  5J070AE01 ,  5J070AF03 ,  5J070AH26 ,  5J070AH31 ,  5J070AK02 ,  5J070BA01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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