特許
J-GLOBAL ID:200903056794859796

クラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-277176
公開番号(公開出願番号):特開平7-127566
出願日: 1993年11月05日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】クラッチレス圧縮機におけるトルク変動を抑制する。【構成】回転軸9上には斜板支持体14がスライド可能に支持されている。斜板支持体14に支持された斜板15の傾角が最小傾角に向かうと、斜板支持体14が伝達筒56及び遮断体21を押す。遮断体21は斜板傾角が最小傾角のときに位置決め面55に当接し、吸入通路54と吸入室3aとは絞り孔21d、遮断体21内部及び放圧通口21cを介して連通する。吐出室3bには吐出開閉弁60が収容されている。吐出開閉弁60は斜板傾角が最小傾角のときには吐出室3bと外部冷媒回路49との連通を遮断する。
請求項(抜粋):
クランク室、吸入室、吐出室及びこれら各室を接続するシリンダボアを区画形成し、シリンダボア内に片頭ピストンを往復直線運動可能に収容するハウジング内の回転軸上に回転支持体を止着し、この回転支持体上に斜板を傾動可能に支持し、クランク室内の圧力と吸入圧との片頭ピストンを介した差により斜板の傾角を制御し、吐出圧領域とクランク室とを接続する圧力供給通路を介して吐出圧領域の圧力をクランク室に供給すると共に、クランク室と吸入圧領域とを接続する放圧通路を介してクランク室の圧力を吸入圧領域に放出してクランク室内の調圧を行なうクラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機において、零ではない吐出容量をもたらすように斜板の最小傾角を規定する最小傾角規定手段と、吐出圧と吸入圧との差が設定値以下になると圧縮機内から外部冷媒回路への冷媒ガスの吐出を止める吐出開閉弁とを備えたクラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/08 ,  F04B 35/00

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