特許
J-GLOBAL ID:200903056797426475

マ-カ-粒子を用いた免疫学的測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-007381
公開番号(公開出願番号):特開平8-201391
出願日: 1995年01月20日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 試料液中の不溶性蛋白の付着特性を利用して、アナライトによる免疫学的反応を安定かつ正確に測定する。【構成】 血球等の不溶性蛋白と、この不溶性蛋白上の抗原(アナライト)に対する抗体を固定した磁性粒子等のマ-カ-粒子とを、不溶性蛋白に対する吸着性を有する反応容器の底面に沈降させ、次いで反応性微粒子を磁気的引力または遠心力等の外力によって移動させることにより、アナライトの有無に応じて、アナライトと結合反応を生じた反応性微粒子による底面上の分布パタ-ンと未反応の反応性微粒子による分布パタ-ンとをそれぞれ形成する。
請求項(抜粋):
不溶性蛋白に対し測定すべき抗原または抗体の存在下に直接的または間接的に結合し得る反応性蛋白が固定されたマ-カ-粒子を用いて免疫学的な測定を行うに当たり、蛋白を吸着し得る壁面を有する反応容器に検体試料由来の不溶性蛋白を液中に懸濁状態で供給することにより不溶性蛋白を壁面に付着させる工程と、マ-カ-粒子を前記壁面に一様に接触させることによりマ-カ-粒子を壁面に分布せしめる工程と、不溶性蛋白およびマ-カ-粒子がそれぞれ一様に反応容器の壁面上に分布したときにマ-カ-粒子が選択的に移動するような外力を付加する工程と、外力付加後のマ-カ-粒子の分布に基づいて測定すべき抗原または抗体の存在を確認する工程とを備え、前記外力を不溶性蛋白とマ-カ-粒子の間の抗原抗体結合を解除しないが未結合のマ-カ-粒子が壁面上を移動するように構成されてなることを特徴とするマ-カ-粒子を用いた免疫学的測定方法。
IPC (2件):
G01N 33/553 ,  G01N 33/543

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