特許
J-GLOBAL ID:200903056798607392

冷凍装置及びその作動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-248657
公開番号(公開出願番号):特開平5-231724
出願日: 1992年08月24日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 フラッシュタンク内のフロート弁が不要な冷凍装置を提供する。【構成】 エコノマイザサイクルを備えた冷凍装置(10)のフラッシュタンク(32)内のフロート弁を不要にする方法及び装置は、固定冷凍装置を改良し、熱交換器に代えてフラッシュタンクをエコノマイザサイクルを備えた輸送機関用冷凍装置に用いることができるようにする。冷凍装置(10)は、冷媒圧縮機(14)、凝縮器(26)及び蒸発器(40)を含み、フラッシュタンク(32)が凝縮器と蒸発器との間に配置されている。液体過冷弁(30)が凝縮器(26)とフラッシュタンク(32)との間に配置される。液体過冷弁は過冷の所望の度合いを維持するよう開閉し、液体過冷弁はかくして、フラッシュタンク(32)内への冷媒の流量を制御する。フラッシュタンク(32)から蒸発器(40)への冷媒の流出量は、吸込み加熱温度自動膨張弁(38)によって制御される。好ましい実施例では、フラッシュタンク(32)から出ている液体は、吸い込み過熱膨張弁(38)に流入する前に過冷される。
請求項(抜粋):
吸込みポート、中間圧力ポート及び吐出しポートを備えた冷媒圧縮機と、凝縮器と、蒸発器と、凝縮器と蒸発器との間の液体ラインと、蒸発器と吸込みポートとの間の主吸込みラインと、フラッシュタンクと中間圧力ポートとの間の補助吸込みラインと、吐出しポートと凝縮器との間の高温ガスラインとを備えた冷媒回路を含むエコノマイザサイクルを有する冷凍装置のフラッシュタンクの使用方法であって、フラッシュタンクの準備段階と、冷媒を冷媒圧縮機及び凝縮器からフラッシュタンクを介して蒸発器へ差し向けることにより冷却サイクルを生じさせる段階と、凝縮器からフラッシュタンクへの冷媒の流入流量を、冷媒の所定の過冷度を維持するよう開閉する液体過冷弁を用いて制御する段階と、フラッシュタンクから蒸発器への冷媒の流入流量を、主吸込みラインと熱交換関係に配置された温度制御用感温部を備えた温度自動膨張弁を用いて制御する段階とを有し、それにより冷媒の流量をフラッシュタンク内のフロート弁を用いて制御する必要性を無くしたことを特徴とするフラッシュタンクの使用方法。
IPC (3件):
F25B 1/00 311 ,  F25B 1/00 321 ,  F25B 47/02 530

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