特許
J-GLOBAL ID:200903056802180544

インク噴射装置の駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-186889
公開番号(公開出願番号):特開平9-029964
出願日: 1995年07月24日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【目的】 解像度によってインク滴体積を変え、かつ駆動周波数よってインク噴射速度が変動しにくい印字品質の良好な低コストのインク噴射装置の駆動方法を提供すること。【構成】 360dpiで用いられる駆動波形10は、インクを噴射させるための第1のパルス信号Aを有し、そのパルス信号Aの幅Waは、インク流路613内の圧力波の片道伝播時間Tの3倍である。駆動波形10により約40plのインク滴を噴射して印字を行なう。720dpiで用いられる駆動波形20は、インクを噴射させるためのパルス信号C(パルス信号Aと同一の波高値)を有し、そのパルス信号Cの幅Wcは、片道伝播時間Tの0.625倍である。駆動波形20により約25plのインク滴を噴射して印字を行なう。360,720dpiそれぞれで良好な印字品質が得られる。
請求項(抜粋):
インクが充填されるインク室と、前記インク室の容積を変化させるためのアクチュエータと、前記アクチュエータに電気信号を印加するための単一の駆動電源と、前記アクチュエータに前記単一の駆動電源からパルス信号を印加することにより、前記インク室の容積を変化させてインク滴を噴射させる制御手段とを備えたインク噴射装置の駆動方法であって、前記制御手段は、第一解像度で、パルス幅が前記インク室の圧力波の片道伝播時間Tの3倍以上でかつ奇数倍である第1の駆動波形信号を、前記アクチュエータに前記単一の駆動電源から印加して、第1体積のインク滴を噴射させ、前記第一解像度より高解像度である第二解像度で、パルス幅が前記インク室の圧力波の片道伝播時間Tの0.6〜0.9倍または1.1〜1.4倍であり、且つ第1の駆動波形信号と波高値が同一である第2の駆動信号を前記アクチュエータに前記単一の駆動電源から印加して、第1体積より小さい第2体積のインク滴を噴射させることを特徴とするインク噴射装置の駆動方法。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055

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