特許
J-GLOBAL ID:200903056808769000

送受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-298087
公開番号(公開出願番号):特開平9-139985
出願日: 1995年11月16日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 秘話性能の飛躍的な向上をハードウエア構成の複雑化や製造コストの高騰を伴うことなく実現すると共に、送信信号の暗号化方法やその暗号コードのフォーマットなどの変更に柔軟に対応できるようにすること。【解決手段】 イグニッションキーのキーグリップに内蔵された送受信装置2において、マイクロコンピュータ3は、共振回路部7が、自動車側の送受信ECUからの搬送波信号を受信した状態で、その搬送波信号を平滑・整流する電源回路12の出力により能動状態に切り換えられる。検波回路13は、共振回路部7を通じて上記搬送波信号と共に与えられる質問信号を弁別してマイクロコンピュータ3に与える。能動状態に切り換えられたマイクロコンピュータ3は、質問信号を受けたときに、EEPROM4中の識別コード、演算用コード及び関数式に基づいた関数演算により暗号コードを作成すると共に、変調回路6内のFET6aを上記暗号コードに応じたモードでオンオフ制御することにより、暗号化された状態の応答信号を送受信ECU側へ返信する制御を行う。
請求項(抜粋):
外部から電力信号及び質問信号を受けたときにその質問信号に応答して予め記憶した識別コードを含む応答信号を返信するトランスポンダ機能を備えた送受信装置において、トランスポンダ用コイル及び共振コンデンサより成る共振回路部と、この共振回路部が外部のアンテナコイルと電磁結合された状態で、そのアンテナコイルから上記共振回路部を通じて与えられる電力信号を整流・平滑する電源回路と、この電源回路の出力により動作されるマイクロコンピュータと、前記電源回路による平滑機能部分の時定数より小さな時定数に設定され、前記共振回路部が外部のアンテナコイルと電磁結合された状態で、そのアンテナコイルから上記共振回路部を通じて前記電力信号と共に与えられる質問信号を弁別して前記マイクロコンピュータに与える検波回路と、固有の識別コードを記憶して成る記憶手段と、前記共振回路部のインピーダンスを変化させることにより前記応答信号の送信動作を行う変調回路とを備え、前記マイクロコンピュータは、前記検波回路を通じて質問信号を受けたときに、前記記憶手段から読み出した識別コードを利用した演算を行うことにより暗号コードを作成し、前記変調回路を当該暗号コードに応じたモードで動作させることによって前記共振回路部を通じた応答信号の送信制御を行うように構成されていることを特徴とする送受信装置。
IPC (2件):
H04Q 9/00 301 ,  B60R 25/04 610
FI (2件):
H04Q 9/00 301 B ,  B60R 25/04 610
引用特許:
審査官引用 (3件)

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