特許
J-GLOBAL ID:200903056814743676

冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-026867
公開番号(公開出願番号):特開平8-219576
出願日: 1995年02月15日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】本発明は、冷凍出力を向上できる冷凍装置を得ることにある。【構成】上下動可能な熱スイッチ45の下方に磁性体収納容器54を設け、この容器54に超電導磁石36の内側空芯部36a 内に配置される磁性体56を収納し、この磁性体56の上端面56a に熱スイッチ45の下端面45a を接触させて超電導磁石36の磁場の印加により発熱される磁性体56の熱を、熱スイッチ45に放出する磁気式の冷凍装置を前提とする。磁性体収納容器54をその下側からベローズ53で支持して、このベローズ53の自由変形により磁性体56を収納した磁性体収納容器54を傾き動き得るように設ける。それにより、磁性体56の上端面56a に熱スイッチ45の下端面45a が片当たりすることを防止して、磁性体56から熱スイッチ45への排熱量を増加させることを特徴としている。
請求項(抜粋):
環状をなす超電導磁石の上方に上下動可能な熱スイッチを設け、この熱スイッチにギフォード・マクマホン型冷凍機を熱伝導的に接続し、前記熱スイッチの下方に極低温流体を収納する極低温流体収納容器を設け、この極低温流体収納容器と前記熱スイッチとの間に前記極低温流体収納容器内と連通する磁性体収納容器を設け、この磁性体収納容器の上面から突出されるとともに前記熱スイッチの下端面が接離する上端面を有して前記超電導磁石の内側に配置される磁性体を、前記磁性体収納容器の内周面との間に前記極低温流体のガスを再液化するギャップを形成して前記磁性体収納容器に収納し、前記超電導磁石の磁場が印加された前記磁性体に前記熱スイッチを接触させて、この熱スイッチに前記磁性体の熱を放出する磁気式の冷凍装置において、前記磁性体収納容器をその下側からベローズで支持して、このベローズの自由変形により前記磁性体を収納した前記磁性体収納容器を傾き動き得るように設けたことを特徴とする冷凍装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-273956
  • 特開平3-122464
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-273956
  • 特開平3-122464

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