特許
J-GLOBAL ID:200903056817038728
アルカリ系硬化剤ならびに耐水・耐熱性固化体とその用途
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-351931
公開番号(公開出願番号):特開2002-128550
出願日: 2000年10月16日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】【課題】 石油等資源の枯渇および地球温暖化に係る二酸化炭素の排出規制等が求められ、大量エネルギーを用いる熔融もしくは撓結方法による無機質製品の処理・製造は敬遠されている。また、有害重金属を含有する廃棄物の埋立・投棄は環境保全や安全性から許されず、廃棄物を資源とする再利用が求められている。【解決手段】 ケイ酸塩系素材(含む廃棄物類)に、カルシヤ組成物とアルカリ組成物と水組成物に必要に応じて硬化補助組成物を加えて構成されるアルカリ系硬化剤、さらに必要に応じて機能性付加組成物を併用構成される変形性混和物を粒状体、特定構造体、付着体、不特定形体、粉粒体、重金属固定体、集合硬化体に成型加工し、常温固化処理条件に付して硬化体とし、ケイ酸アルミニウム塩を含むシリカポリマーを母体とする耐水性で耐熱性の固化体を形成せしめて、廃棄物類の再利用をも可能にする無公害の常温固化処理技術の提供にある。
請求項(抜粋):
固化対象とするケイ酸塩系素材(A)に、カルシヤ組成物(BA)ならびにアルカリ組成物(BB)と水系組成物(BC)との3者で構成されるアルカリ系硬化剤(B)を加えて変形性混和物(C)を調製し、次いで上記の変形性混和物(C)を常温固化処理に付して硬化体(E)に変質せしめて耐水性で耐熱性の固化体を形成させる工程において;上記のケイ酸塩系素材(A)が、乾燥物換算でシリカをSiO2酸化物基準で表して20重量%以上、アルミナをAl2O3酸化物基準で表して2重量%以上含有しているイオン性アルカリ金属に易反応性のケイ酸塩化合物であり;上記のカルシヤ組成物(BA)が、下記組成式(1)CaO・wH2O ............ (1)(式中:wは零を含む10以下の数)で表わされるカルシウムの酸化物群より選ばれた単独ないしは2種以上の組み合わせで構成されるカルシヤ成分をCaO酸化物基準で表して50重量%以上含有しているカルシヤ標準組成物(BA1)であり;上記のアルカリ組成物(BB)が、リチウム、ナトリウムないしはカリウム群の単独ないしは2種以上の組み合わせで構成されるアルカリ金属の酸化物をM2O(MはLi、Na、K)酸化物基準で表して50重量%以上お含有している標準アルカリ組成物(BB1)であり;上記の水系組成物(BC)が、水を70重量%以上含有している水(BC1)あり;上記のアルカリ系硬化剤(B)が、カルシヤ組成物(BA)100重量部に対して、アルカリ組成物(BB)を1ないし30重量部、さらに水系組成物(BC)を1ないし300重量部の量割合配合で構成されていることを特徴とするアルカリ系硬化剤。
IPC (8件):
C04B 12/04 ZAB
, B09B 3/00 301
, B09B 3/00
, C02F 11/00 101
, C09K 17/02
, C09K 17/06
, C09K 17/12
, C09K103:00
FI (9件):
C04B 12/04 ZAB
, B09B 3/00 301 E
, B09B 3/00 301 M
, B09B 3/00 301 N
, C02F 11/00 101 Z
, C09K 17/02 P
, C09K 17/06 P
, C09K 17/12 P
, C09K103:00
Fターム (28件):
4D004AA02
, 4D004AA46
, 4D004BA02
, 4D004CA45
, 4D004CC11
, 4D004CC12
, 4D004CC13
, 4D004DA03
, 4D004DA20
, 4D059AA03
, 4D059AA09
, 4D059BG00
, 4D059CC04
, 4D059DA01
, 4D059DA04
, 4D059DA12
, 4D059DA19
, 4D059DA51
, 4D059DA54
, 4D059DA56
, 4D059DA64
, 4D059DA66
, 4D059DA67
, 4D059DA68
, 4D059DA70
, 4H026CA02
, 4H026CA06
, 4H026CC06
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