特許
J-GLOBAL ID:200903056817829008

リングナット回動補助具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-026187
公開番号(公開出願番号):特開2000-218560
出願日: 1999年02月03日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】【課題】 部材の引退凹所底面に配置したリングナットを容易に回動でき、着脱作業能率を向上するリングナット回動補助具を得る。【解決手段】 調整環体28を回動し、摺動筒体20を基体13から離れる方向に移動して、掛合片22を調整用部15の凹所18の開口端に移動する。この状態で、掛合片22による大きい開口径を形成する。そして、部材の引退凹所に配置したリングナットに掛合片22による開口部を嵌合して、調整環体28により摺動筒体20を基体13に近づく方向に移動する。これにより、掛合片22による開口径が縮小して掛合片22の掛合突子26がリングナットの掛合溝に嵌合する。このため、リングナットに掛合片22箇所が安定よく係合して回動工具によるトルクをリングナットに正常に伝達する。
請求項(抜粋):
回動軸線の一側に回動工具の掛合部が設けられた基体と、この基体に固定されて上記回動軸線の他側に配置されて外周に雄ねじが設けられ、反上記基体側の端部の外面に上記回動軸線に沿う案内溝が設けられ、上記端部の端面に開口し回動軸線側に向かって先細に引退する円錐状の凹所が設けられ、この凹所内面の傾斜面に長手が上記回動軸線に沿う滑りキー部が設けられた調整用部と、上記調整用部の案内溝側端部の外周に嵌合されて内側に上記案内溝に嵌合する滑りキーが設けられた摺動筒体と、一側に上記調整用部の凹所内面に対応した傾斜面が形成され、この傾斜面の外面に上記滑りキー部と嵌合する嵌合溝が設けられ、他側に上記回動工具により回動されるリングナットに嵌合する嵌合部が形成され、この嵌合部の内面に上記リングナットの掛合溝に対応した掛合突子が設けられて、複数個によって上記リングナットの外周を囲んで配置されて上記摺動筒体の反上記滑りキー側の内側に配置された掛合片と、上記摺動筒体の反上記滑りキー側の内側に一端が保持され、他端は上記掛合片の掛合突子側の外側に保持されて上記係合片を上記摺動筒体の内面方向に付勢する弾性体と、環状に形成されて上記調整用部の雄ねじにねじ込まれて上記基体側に外径よりも小径の操作部が形成された調整環体と、一側が上記摺動筒体の外面に固定されて他側には上記調整環体の外径に空隙を形成して嵌合した保持溝が設けられた保持片とを備えたリングナット回動補助具。
Fターム (3件):
3C038AA04 ,  3C038BC01 ,  3C038EA03

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