特許
J-GLOBAL ID:200903056820181574

液体封入式マウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-323991
公開番号(公開出願番号):特開平8-159205
出願日: 1994年12月02日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 大変位入力に対する耐久性を向上させ、かつストッパ機構により変位が規制された状態において中・高周波数の小振幅振動が入力された場合の振動絶縁性を向上させる。【構成】 第一液室A内に、中央部がセンターボス2に固定され外周部がストッパ6又は隔壁5のオリフィス部材52に弾性的に接触可能なピストン7を有し、ピストン7の接触時に、その接触面間に、溝73a又は73bによって、第一液室Aにおけるピストン7の軸方向両側の空間A1 ,A2 を互いに連通する流路が形成されるようにし、この接触状態で小振幅の中・高周波振動が継続的に入力されても、振動による空間A1 ,A2 の圧力が溝73a又は73bによる流路を介して開放されるので、動ばね定数の上昇が抑えられる。
請求項(抜粋):
ケース(1)とセンターボス(2)との間に一体的に設けられ円周方向に連続したエラストマからなる弾性体(3)と、前記ケース(1)の内周に変位自在に封着されたダイアフラム(4)と、前記ケース(1)の内周に固定されて前記弾性体(3)側の第一液室(A)及び前記ダイアフラム(4)側の第二液室(B)の間を仕切ると共に前記両液室(A)(B)間を連通するオリフィス流路(53)が形成された隔壁(5)と、前記弾性体(3)と前記隔壁(5)との間で前記ケース(1)の内周に固定された環状のストッパ(6)と、前記第一液室(A)内に相対変位自在に配置されると共に中央部が前記センターボス(2)に固定され外周部が前記ストッパ(6)又は隔壁(5)に弾性的に接触可能なピストン(7)と、を備え、前記ピストン(7)の外周部と前記ストッパ(6)又は前記隔壁(5)との接触時にその接触面間に前記ピストン(7)の軸方向両側の空間(A1 )(A2 )を互いに連通する流路が形成されることを特徴とする液体封入式マウント。
IPC (2件):
F16F 13/08 ,  B60K 5/12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-288036

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