特許
J-GLOBAL ID:200903056823820152
炭酸水素塩を含有する血液透析液の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三枝 英二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-240171
公開番号(公開出願番号):特開平6-245995
出願日: 1993年09月27日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【構成】個別濃縮物と基本濃縮物を用いて炭酸水素塩透析液を調製する。【効果】求める成分濃度を有する透析液を容易に得ることができる。
請求項(抜粋):
患者の異なる生理的要求に個別に適合する多様な組成の炭酸水素塩含有血液透析液の調製方法であって、以下の範囲(限定されるものではない)で変化する成分を含む水溶液として透析液を得るため濃縮物を水で希釈する方法を含み、及び一方が炭酸水素ナトリウムの全量を含み、他方がカルシウム及びマグネシウム塩の全量、並びにpH値を調整するための生理的に許容される酸の全量を含む2種の分離した濃縮物を適用することを含み、(a)主に塩化ナトリウム及び炭酸水素ナトリウムを有し、炭酸水素/ナトリウムのモル比が最大で0.3、好ましくは、0.27である均一標準組成の第一の又は基本濃縮物、及び生理的要件に従い個々に選択された組成物中の透析液の溶質含量の残りを供給する第二又は個別の濃縮物の混合適用;(b)上述の一次又は基本濃縮物が、最終透析液の総塩化ナトリウム濃度の少なくとも80パーセント代表的には95パーセント未満に相当する濃度で塩化ナトリウムを含み、それにより生理的範囲の下限のナトリウムイオンの標準濃度を供給し、該標準濃度が120〜135mmol/リットル、好ましくは130mmol/リットルから選ばれる;(c)上述の二次又は個別濃縮物が120〜250倍、好ましくは170倍であり、液体濃縮物が次の表(表中の数値は、最終透析液にあてはめたときのmmol/l を表す) 平均値 好適範囲 最大範囲 カリウムイオン 2 1...4 (0...5) カルシウムイオン 1.6 0.75...2 (0.3...2.5) マグネシウムイオン 0.6 0.4...1 (0...1.2) に従い個別に選択された濃度のカリウム、カルシウム、及びマグネシウムイオンとともに最終透析液中のナトリウムイオンの標準濃度と個別に適合された濃度の差に相当する量のナトリウムイオンを供給するにより特徴付けられる炭酸水素塩含有血液透析液の調製方法。
IPC (2件):
A61M 1/14 321
, B01D 61/26
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