特許
J-GLOBAL ID:200903056845607371

pH応答性増粘剤として有用なポリマー及びそのためのモノマー類

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 武彦 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-512091
公開番号(公開出願番号):特表平10-509467
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】新規な水性増粘剤もしくはチキソトロピー性ポリマーは、(A)約15〜60重量%のC3-C8α,β-エチレン性不飽和カルボン酸モノマー、好ましくはアクリル又はメタアクリル酸もしくはこれとイタコン酸またはフマル酸との混合物、(B)約15〜80重量%の非イオン性共重合性C2-C12α,β-エチレン性不飽和モノマー、好ましくはエチルアクリレートのようなモノビニルエステル又はこれとスチレン、アクリロニトリル、ビニルクロリドもしくはビニルアセテートとの混合物、及び(C)約1〜30重量%の新規な非イオン性エチレン性不飽和非イオン性両親和性モノマーたとえばトリスチリルポリ(エチレンオキシ)xメチルアクリレート、を共重合させることによって製造され、上記Cは約5.0以下の酸性pHで安定な水性コロイド状分散液を与えるが、約5.5〜10.5又はそれ以上のpHに調節すると水性系の有効な増粘剤になる。約5.5又はそれ以上にpHを調節したこれらのポリマーは、化粧品、穴あけマッド、水性コーティング組成物たとえばラテックスペイント、及び高固体組成物たとえば、しっくい、グラウト(しっくい注入剤)、セメントなどを包含する広範囲の水性系の有効な増粘剤である。
請求項(抜粋):
式ただしR及びR1は水素又はメチルを表わし、nは約6〜約100の平均数であり、mは約0〜50の平均数である、ただしnはmより大きいか又はmに等しく、合計(m+n)は約6〜100の平均数であり、そしてxは約2〜約3の平均数であり、xで示される置換基はそれが結合しているベンゼン環のまわりにランダムに分布されている、によって表わされるエチレン性不飽和両親和性モノマー。
IPC (8件):
C08G 65/32 ,  C07C 69/54 ,  C08F 2/22 ,  C08F290/06 ,  C09K 3/00 103 ,  C08L 71/00 ,  C09D 5/02 ,  C09D155/00
FI (8件):
C08G 65/32 ,  C07C 69/54 Z ,  C08F 2/22 ,  C08F290/06 ,  C09K 3/00 103 G ,  C08L 71/00 ,  C09D 5/02 ,  C09D155/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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