特許
J-GLOBAL ID:200903056852267772

燃料電池の温度調節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-123033
公開番号(公開出願番号):特開2000-315512
出願日: 1999年04月28日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】 始動時に燃料電池を迅速に加温すると共に運転中の燃料電池の温度を適正な運転温度範囲内にし、燃料電池から生じる熱を有効に利用する。【解決手段】 燃料電池10を始動する際には、熱交換媒体が循環ポンプ24から加熱時バイパス管56を介してヒータ50,燃料電池10と流れるようバルブ操作を行なうと共にヒータ50により熱交換媒体を加熱する。この結果、燃料電池10を効率よく迅速に加温することができる。燃料電池10の運転時に暖房装置60を駆動するときには、熱交換媒体が、循環ポンプ24から燃料電池10,ヒータ50,熱交換器62の順に流れるようバルブ操作を行なう。暖房装置60で必要な熱量が燃料電池10からの熱量では不足するときには、ヒータ50により熱交換媒体を加熱することによって不足する熱量を補う。この結果、暖房装置60を十分に機能させることができる。
請求項(抜粋):
燃料電池の温度を調節する温度調節装置であって、熱交換媒体により前記燃料電池と熱交換可能な循環路と、前記熱交換媒体を前記循環路に正逆のいずれかの方向に切り換えて循環させる媒体循環手段と、前記循環路に設けられ、前記熱交換媒体を冷却する冷却手段と、前記熱交換媒体が前記冷却手段をバイパスするよう前記循環路を切り換える冷却バイパス手段と、前記循環路に設けられ、前記熱交換媒体の熱を利用して仕事をする熱利用手段と、前記熱交換媒体が前記熱利用手段をバイパスするよう前記循環路を切り換える熱利用バイパス手段と、前記燃料電池と隣接して前記循環路に設けられ、前記熱交換媒体を加熱可能な加熱手段とを備える燃料電池の温度調節装置。
Fターム (3件):
5H027AA02 ,  5H027KK46 ,  5H027MM16
引用特許:
審査官引用 (1件)

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