特許
J-GLOBAL ID:200903056856150454

自動変速機の制御装置および制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-045116
公開番号(公開出願番号):特開平9-242853
出願日: 1996年03月01日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】下り又は上り勾配で、適正なエンジンブレーキ、車両駆動力を自動的に得ることができる自動変速機の制御装置及び制御方法を提供する。【解決手段】走行中の路面勾配を算出する路面勾配推定部41と、走行中の路面勾配が予め設定されたしきい値より大きくなった場合に、走行中の路面勾配が当該しきい値を越えた時点での車速を基に目標車速を設定する目標車速決定部47を設ける。そして、走行中の路面勾配が当該しきい値を越えている間、車速が当該目標車速になるように変速比を制御する。
請求項(抜粋):
自動車に搭載された自動変速機の、エンジンから駆動力が伝達される入力側回転体と、出力した駆動力を駆動輪へ伝達する出力側回転体との回転数比を変化させ、当該自動変速機の変速比を制御する自動変速機の制御装置であって、前記自動車の車速を検出する車速検出部と、前記自動車の走行中の路面勾配を推定する路面勾配推定部と、前記路面勾配推定部で推定した走行中の路面勾配が予め設定されたしきい値を越えているか否かを判定する判定部と、前記判定部で走行中の路面勾配が前記しきい値を越えたと判定されたときに前記車速検出部で検出した車速に基づいて、目標車速を設定する車速設定部と、前記判定部で走行中の路面勾配がしきい値を越えていると判定されている場合に、車速が前記車速設定部で設定した目標車速となるように前記変速比を制御する制御部と、を備え、前記路面勾配推定部は、前記出力側回転体から出力された前記駆動輪を駆動するための車両駆動トルクを算出する車両駆動トルク算出手段と、前記車速検出部で検出した車速を基に走行抵抗トルクを求める走行抵抗トルク算出手段と、前記自動車の加速度を求め、当該加速度を基に加速トルクを求める加速トルク算出手段と、前記車両駆動トルク算出手段で算出した車両駆動トルクから前記走行抵抗トルク算出手段で算出した走行抵抗トルク及び前記加速トルク算出手段で算出した加速トルクを減じて勾配トルクを求め、当該勾配トルクを基に前記路面の勾配を求める勾配算出手段と、を有することを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (10件):
F16H 61/00 ,  F16H 9/00 ,  F16H 59/66 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:36 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:46 ,  F16H 63:06
FI (3件):
F16H 61/00 ,  F16H 9/00 A ,  F16H 59/66
引用特許:
審査官引用 (5件)
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