特許
J-GLOBAL ID:200903056856763227

画像符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-133481
公開番号(公開出願番号):特開平8-009367
出願日: 1994年06月16日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 量子化ステップサイズに適した信号拡張を行い画像品質を向上する。【構成】 WLT変換によってフィルタ処理される入力信号Sが入力されると、その入力信号Sが境界部の信号Skであるのかどうか、ステップS11の境界部識別処理で識別される。その後量子化をするための量子化ステップサイズが獲得され、その量子化ステップサイズが所定の閾値THとステップS12の閾値比較処理で比較される。量子化ステップサイズが閾値THよりも大きい場合ステップS13の折り返し拡張処理で、画像信号の線対称の折り返しにより信号拡張が施される。また、量子化ステップサイズが閾値THよりも小さい場合、歪みが発生しにくいので、より正確に画像復元するためのステップS14の周期的拡張処理が施される。閾値比較処理で信号拡張処理が決定され、信号拡張の終了後、WLT変換をするステップS15のフィルタ処理が行われる。
請求項(抜粋):
有限の信号列を構成する画像信号に対してフィルタを適用して帯域分割と帯域合成を行う画像符号化方法において、前記画像信号が前記フィルタの適用に信号拡張を必要とする前記信号列の境界部にある画像信号であるかどうかを識別する境界部識別処理と、前記境界部に対して該境界部にある複数の画像信号を折り返して用い前記信号拡張を施す折り返し拡張処理と、前記境界部に対して前記画像信号に対して前記信号列の反対側の境界部の画像信号を周期的に用いて前記信号拡張を施す周期的拡張処理と、前記境界部にある画像信号に前記フィルタを適用するにあたり、前記折り返し拡張処理と前記周期的拡張処理とを適応的に切り替える切り替え処理とを、有すること特徴とする画像符号化方法。
IPC (2件):
H04N 7/24 ,  H04N 1/41

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