特許
J-GLOBAL ID:200903056857837780

コリオリ原理による質量流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-289125
公開番号(公開出願番号):特開平6-213697
出願日: 1993年11月18日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 先行技術による質量流量計の有する欠点、たとえば振動に敏感であると、管ループ平面からの捩れ等を防止する。【構成】 少なくとも1個の発振器16が、双方の曲管115,125に、互いに逆方向の各曲管平面と直角方向の共鳴振動を生じさせる。また、直管121,122;111,112の振動を検出するセンサ17,18を設けた。
請求項(抜粋):
質量流量計(1,2)において、コリオリ原理に従って動作し、被測定流体が流過し、配管の延びの途中に配置される振動体ユニットと、発振器用の励振電子装置と、センサ信号の位相差からの質量流量決定、及び又は振動周波数からの流体密度決定を行なう評価電子装置とを有しており、前記振動体ユニットが、次に部品、すなわち、第1管ループ(11;21)及び第2管ループ(12;22)と、プレート(15;25)と、少なくとも1つの発振器(16;26)と、直管に振動を検出する少なくとも2つのセンサ(17,18;27,28)とを有しており、前記第1及び第2の管ループ(11;21及び12;22)が、各1つの平面内を延び、互いに合同であって、流入端部(113,123;213;223)を有する各1個の流入直管(111,121;211,221)と、流出端部(114,124;214,224)を有する各1個の流出直管(112,122;212,222)と、各流入直管を各流出直管と結合する曲管(115;125)とを有し、前記流入端部と流出端部が共通の保持体(13;23)内に固定されており、更に前記プレート(15;25)が、各流入直管から各流出直管への移行部のところで所属の曲管に配置され、直管及び曲管の直径に相応する穴を有し、これらの穴内に曲管が各振動節点確定のため固定されており、更に前記発振器(16;26)が、双方の曲管に、互いに逆方向の、各曲管平面と直角方向の共鳴振動を生じさせ、更にまた、前記センサ(17,18;27,28)が直管に沿ってずらされて配置されていることを特徴とする質量流量計。

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