特許
J-GLOBAL ID:200903056865819685

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-258882
公開番号(公開出願番号):特開平11-094057
出願日: 1997年09月24日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】エンジンの運転状態が定常状態のときだけでなく過渡状態のときにも高精度にタービントルクを推定する。【解決手段】インテークマニホールド5の圧力の時間変位に基づいて、エンジン1の運転状態が定常状態か過渡状態かを判定する。そして、定常状態のときには、トルクコンバータ41のトルク増幅比,トルク容量係数とエンジン回転数とに基づいてタービントルクを推定する。また、過渡状態のときには、エンジン回転数,インテークマニホールド5の圧力,吸入空気温度などに基づいて吸入空気量を算出し、それに基づいてエンジン1の内部発生トルクを推定し、エンジン1自体の慣性トルク,エンジン1の内部損失トルク,エンジン補機の駆動に要するトルクを内部発生トルクから差し引くと共に遅延時間補正を行ってエンジン1の外部出力トルクを求め、外部出力トルクとトルク増幅比とに基づいてタービントルクを推定する。
請求項(抜粋):
エンジンからの動力を流体を介して伝動する流体伝動手段と、摩擦係合要素の組み合わせにより、前記流体伝動手段から伝動された動力の変速段を切り替える機械的変速手段と、前記流体伝動手段から前記機械的変速手段へ出力されるタービントルクを推定するタービントルク推定手段と、前記タービントルク推定手段の推定したタービントルクに基づいて前記機械的変速手段の摩擦係合要素の組み合わせを制御する変速制御手段とを備えた自動変速機の変速制御装置であって、前記タービントルク推定手段は、エンジンの運転状態が定常状態の場合は前記流体伝動手段の特性に基づいてタービントルクを推定し、エンジンの運転状態が非定常状態の場合は前記流体伝動手段の特性とエンジンの状態とに基づいてタービントルクを推定することを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 59/14 ,  B60K 41/04 ,  F02D 29/00
FI (3件):
F16H 59/14 ,  B60K 41/04 ,  F02D 29/00 H

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