特許
J-GLOBAL ID:200903056866899593

椅子の傾動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 道男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-278297
公開番号(公開出願番号):特開平9-098849
出願日: 1995年10月03日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【目的】 椅子の背もたれと座盤に傾動動作を行わしめても、椅子における背もたれの下部と座盤の後部との間の隙間の変化を少なくして、椅子としての美感を損なうことをなくすると同時に、着座者の肘下の移動と、着座者の背と背もたれとの接触位置のずれを少なくして、着座者に不安感を抱かせず、安定感のある椅子を提供するにある。【構成】 肘掛けCの第1と第2の係合用軸22,23を背もたれDの第1と第2のカム孔33,34に各別に嵌入係合させ、座下枠Aに揺動自在に軸支された座盤Bの第3係合用軸12を背もたれDの第3カム孔35に嵌入係合させ、椅子Xの固定部に一端が揺動自在に連結した伸縮調節可能な伸縮付勢手段の他端を背もたれDの下部に揺動自在に連結した椅子の傾動装置。
請求項(抜粋):
椅子における肘掛けの後部内側の上下に間隔をおいて内側に向かって配設せられた各別の係合用軸のうちの上方の第1係合用軸は、背もたれの下部上方位置に形成せられていて、背もたれの傾動位置保持用を主とした第1カム孔に、下方の第2係合用軸は、前記背もたれの下部下方位置に形成せられていて、背もたれの上下動動作用を主とした第2カム孔に、また座下枠の前側で後端部側が上下動して上下方向に傾動動作可能に軸支された座盤の後端部に水平に配設された第3係合用軸は、前記背もたれの下部下方位置に形成せられた前記第2カム孔の前方に形成せられた第3カム孔にそれぞれ嵌入係合せしめ、さらに前記背もたれの下部には、一端が椅子における固定部に揺動自在に連結せられた伸縮調節可能な伸縮付勢手段の他端を揺動自在に連結し、伸縮付勢手段の作動によって背もたれと座盤の傾動動作を行わしめることを特徴とする椅子の傾動装置。

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