特許
J-GLOBAL ID:200903056875304365

豪雪地帯屋根上の雪の循環式融雪消雪除雪装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-107004
公開番号(公開出願番号):特開2000-257304
出願日: 1999年03月10日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】地下、又は地上の貯水槽の水を屋根上に揚水し、降雪に応じて散水消雪する循環式融雪消雪装置を提供する。【解決手段】雪落としをする家屋の土地の地形形態により、貯水槽6を地上にするか、又は地下に埋めるかを決定し、貯水槽6の水を電熱パイプヒーターによって35度位迄に加熱し、その加熱した湯水を雪が降り出した瞬間にスノーセンサー7が作動し、電動ポンプ5を廻し屋根上に揚水し、屋根上に配置した散水管1より屋根一面に散水し、雪の固体を液体に融水させて貯水槽6に戻し、雪の降っている間はこの操作を反復して作動する。雪降りが止むとスノーセンサー7の作動によって止まり、又雪が降り始めるとスノーセンサー7の作動によって融雪消雪除雪の一連の操作を反復して行なう。
請求項(抜粋):
天地開闢以来2000年豪雪地帯の富山県、新潟県其の他寒冷地の雪国の各県の方々は年々歳々自然の猛威に蹂躪されなす術もなく現在に至っております。その間人力と英知を傾注し、豪雪雪の屋根上の雪落としに数多くの先人の方々が新しい幾多の方法で挑んだ事でしょう。然し今だに効果的な成功を成就する事出来ず、旧態依然として自然の猛威に屈服し続け、昔ながらの雪落としに依存し毎年作業中に多くの方々が重軽傷を負う悲惨な有様であります。では如何にすれば屋根上の豪積雪を除雪する事が出来ますかと考えますと、一昼夜二昼夜と降り続くドカ雪で70cmから80cm、午後9時より翌朝午前9時迄12時間で、昭和59年2月の大雪の記録に新潟県高田気象観測所によれば、1mの積雪を記録したとのお話を拝聴しました。地域の古老の方も申しておりました自然に抵抗する者は愚か者なり、されど大自然を征服する者は偉大なる英雄なりと、然し此の部落でも何人者の方々が多種多様の設備装置で挑戦して試みましたが、遂に成功する事が出来ず、昔どおりのスコップを使用した雪落としに依存しているとの事です。
IPC (2件):
E04H 9/16 ,  E04D 13/00
FI (2件):
E04H 9/16 L ,  E04D 13/00 A

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