特許
J-GLOBAL ID:200903056881958474

磁石発電機の回転子およびその製造方法並びにそれに使用されるボス部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶原 辰也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-346665
公開番号(公開出願番号):特開平9-168248
出願日: 1995年12月13日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 ボス部材のテーパ内周面に高周波焼き入れ面部が形成される場合の耐久性の低下を防止する。【解決手段】 ボス部材18のフランジ19のヨーク底壁13との当接面に変形吸収傾斜面部24を予め形成しておく。ボス部材18のテーパ内周面20への高周波焼き入れ面部21の形成時のフランジ19の反りで変形吸収傾斜面部24が解消されると、フランジ19の当接面はボス部材18の軸心と直交する平面を形成する。ボス部材18がヨーク底壁13に固定された状態で、フランジ19とヨーク底壁13との当接面は全体に密着した状態になるため、磁石発電機の回転子の回転に伴う回転曲げ荷重はフランジ19の外周辺部に作用してフランジ19に対する回転曲げ荷重の応力が小さくなる。【効果】 フランジ19の曲げ荷重への耐久性を向上させ、磁石発電機の回転子の耐久性を向上できる。
請求項(抜粋):
外周にフランジを有する略円筒形状に形成されその円筒形状の中空部に形成されたテーパ内周面に高周波焼き入れ処理によって焼き入れ面部が形成されているボス部材と、略碗形状に形成されその底壁にボス部材挿通口が開設されているヨークとを備えており、ボス部材がヨークのボス部材挿通口に挿入されてフランジの内側主面をヨークの底壁外面に密着された状態で固定されている磁石発電機の回転子において、前記ボス部材のフランジにおける外周辺部側の厚さが中央部側の厚さよりも厚く形成されていることを特徴とする磁石発電機の回転子。
IPC (2件):
H02K 1/27 502 ,  H02K 15/03
FI (2件):
H02K 1/27 502 M ,  H02K 15/03 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭57-034758
  • 特開昭63-080745

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