特許
J-GLOBAL ID:200903056883068980

採番機構、データ整合性確認機構、トランザクション再実行機構及び分散トランザクション処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-012059
公開番号(公開出願番号):特開平9-204341
出願日: 1996年01月26日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 複数の計算機からなる分散システムでトランザクション処理を行なう場合に、計算機間に渡る障害発生時に、一方の計算機が相手計算機の状態確認できるまでロックされることを回避しつつ、障害復旧後にデータの一貫性を回復することができる。【解決手段】 トランザクションのロールバックでも戻されず、また採番後コミットまでの間ロックされることもない採番のプログラムインターフェース機構と、メモリの情報が失われるようなシステム障害の発生後はファイルに残った順序番号+N以上の順序番号を復元することにより、仮に障害が発生しても、業務プログラムに最後に返した順序番号より大きい順序番号から採番を再開する採番回復機構とからなる。
請求項(抜粋):
順序番号をメモリとファイルに保持し、業務プログラムからの採番命令呼び出しによりメモリ上の順序番号をカウント・アップして業務プログラムに返し、計算機全体で既定値または定義により与えられた回数N回に一度は最新の順序番号を不揮発性媒体上のファイルに書き出し、トランザクションのロールバックで戻されず、かつ採番後コミットまでの間ロックされることがない採番のプログラムインタフェース機構と、メモリの情報が失われるシステム障害の発生後はファイルに残った順序番号+N以上の順序番号を復元することにより、仮に障害が発生しても、業務プログラムに最後に返した順序番号より大きい順序番号から採番を再開させる採番回復機構とを有することを特徴とする採番機構。
IPC (2件):
G06F 12/00 533 ,  G06F 15/16 470
FI (2件):
G06F 12/00 533 J ,  G06F 15/16 470 A

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