特許
J-GLOBAL ID:200903056892349011

ポリエステル成形物の製造方法およびポリエステル成形物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-215853
公開番号(公開出願番号):特開平8-073611
出願日: 1994年09月09日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【構成】ジカルボン酸と、ジヒドロキシ化合物とを液相重縮合させてポリエステル(a) を製造する工程と、前記(a) を固相重縮合して、極限粘度が 0.5〜1.4dl/gの範囲にあるポリエステル(b) を製造する工程と、前記(b) を水に浸漬または水蒸気に接触させてポリエステル(c) を製造する工程と、前記(c) を乾燥した後、不活性ガス雰囲気中で溶融して射出成形する工程とを含み、得られる成形物のホルムアルデヒド含有量を1.50ppm 以下とするとともに、アセトアルデヒド含有量を10ppm 以下とするポリエステル成形物の製造方法。前記方法により得られたボトル形成用プリフォーム、ボトルなどの成形物。【効果】ホルムアルデヒド含有量およびアセトアルデヒド含有量が極めて少ないポリエステルが得られ、かつ、射出成形時に金型汚れの量が極めて少ない。
請求項(抜粋):
(A)テレフタル酸を含むジカルボン酸またはそのエステル誘導体と、エチレングリコールを含むジヒドロキシ化合物またはそのエステル誘導体とを、重縮合触媒の存在下に液相重縮合させてポリエステル(a)を製造する液相重縮合工程と、(C)前記ポリエステル(a)を、融点以下の温度に加熱して、o-クロロフェノール中で測定される極限粘度[η]が0.5〜1.4dl/gの範囲にあるポリエステル(b)を製造する固相重縮合工程と、(D-1)前記ポリエステル(b)を室温〜150°Cの水に、1分〜20時間浸漬させてポリエステル(c)を製造する水処理工程、または(D-2)前記ポリエステル(b)を室温〜230°Cの水蒸気に、1分〜20時間接触させてポリエステル(c)を製造する水蒸気処理工程と、(E)前記ポリエステル(c)を乾燥する乾燥工程と、(F)前記乾燥工程を経たポリエステル(c)を不活性ガス雰囲気中で溶融して射出成形する成形工程とを含み得られるポリエステル成形物のホルムアルデヒド含有率を1.5ppm以下とするとともに、アセトアルデヒド含有率を10.0ppm以下とすることを特徴とするポリエステル成形物の製造方法。
IPC (5件):
C08J 5/00 CFD ,  B29C 45/00 ,  C08G 63/16 NMD ,  B29K 67:00 ,  B29L 22:00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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