特許
J-GLOBAL ID:200903056893812300

擁壁の施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-097724
公開番号(公開出願番号):特開平9-268580
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 コンクリート打設後に型枠の解体作業を要しないとともに、擁壁の美観や強度を向上させることができる擁壁の施工方法を提供する。【解決手段】 擁壁の基礎コンクリート33の地山側の基部に、埋込み堰板2を起立させるとともに、埋込み堰板2から所定間隔離した相対する位置の基礎コンクリート33上に化粧堰板3を起立させ、相対して起立させられた埋込み堰板2と化粧堰板3との間を連結金具4で連結してコンクリート打設用型枠1を構築し、型枠にコンクリートを打設する。埋込み堰板2は、PC埋込みパネル10が上下,左右に連続配置させられるとともに、各PC埋込みパネル10が連結鉄筋13で連結されている。また、化粧堰板3は、化粧パネル15が上下,左右に連続配置させられるとともに、各化粧パネル15が連結鉄筋18で連結されている。
請求項(抜粋):
土砂の崩壊防止などのために地山の斜面等に沿ってコンクリート製の擁壁を構築する施工方法であって、コンクリート打設面の適宜位置にネジ孔を有するプレキャストコンクリート埋込みパネル(以下PC埋込みパネルとする)を上下,左右に連続配置させるとともに、各PC埋込みパネルを連結部材で連結させた埋込み堰板と、表面に化粧模様を施し背面の適宜位置にネジ孔を有する化粧パネルを上下,左右に連続配置するとともに各化粧パネルを連結部材で連結させた化粧堰板とを所定間隔で相対させるとともに、化粧堰板と埋込み堰板とのネジ孔に連結金具の両端をネジ止めして両堰板を連結し、化粧堰板と埋込み堰板との間にコンクリートを打設して、化粧堰板と埋込み堰板とを打設したコンクリート中に埋め殺しにして一体とすることを特徴とする擁壁の施工方法。

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