特許
J-GLOBAL ID:200903056899834934

ステアリングホイール用パッドモジュールの組付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-005022
公開番号(公開出願番号):特開平8-192754
出願日: 1995年01月17日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】部品点数の低減及び組付工数の削減を図り、コストダウン及び作業効率の向上を図ることのできるパッドモジュールの組付方法を提供する。【構成】ボルト孔20及びボルト仮固定手段21等を有するロアカバー7を成形し、ヒンジ部24及びアーム部27を介してボルト仮固定手段21を一体形成する。そして、ヒンジ部24を支軸としてアーム部27を回動させ、ボルト仮固定手段21をボルト孔20に位置合わせし、係止固定する。次に、ロアカバー7をステアリングホイール本体2に固定し、ボルト15をボルト孔20からボルト仮固定手段21の連通孔19内に挿入し仮固定する。その後、パッドモジュール3を所定箇所に設置し、締結治具にてボルト15及びナット16を相互に締結する。ボルト仮固定手段21がロアカバー7に対し一体的に成形されるため、別途ボルト仮固定用部品を必要とせず、それをねじ等で固定する必要がない。
請求項(抜粋):
少なくとも金属製の支持プレート(8)及び同支持プレート(8)の上部を覆うよう固定されたパッド本体(9)を備えてなるステアリングホイール用パッドモジュール(3)を、ステアリングホイール本体(2)に対し、略筒状をなすボルト仮固定手段(21)にて仮固定されたボルト(15)を用いて組付けるための組付方法であって、底部(23)及び側壁を備えた樹脂製のロアカバー(7)を成形し、かつ、当該成形に際しては、前記ボルト(15)を挿通するためのボルト孔(20)を形成するとともに、前記ボルト仮固定手段(21)をヒンジ部(24)及び前記底部(23)と平行に延びるアーム部(27)を介して一体的に成形する工程と、前記ヒンジ部(24)を支軸として前記アーム部(27)を回動させ前記ボルト仮固定手段(21)を前記ボルト孔(20)に位置合わせするとともに、前記アーム部(27)、前記ボルト仮固定手段(21)及び前記ロアカバー(7)のうち少なくとも一部に設けられた係止手段(31)により、前記位置合わせ状態で前記アーム部(27)及び前記ボルト仮固定手段(21)を固定する工程と、前記ボルト仮固定手段(21)を通してボルト(15)を仮固定するとともに、前記ロアカバー(7)を前記ステアリングホイール本体(2)に取着する工程と、前記ステアリングホイール用パッドモジュール(3)を、前記仮固定されたボルト(15)を締付けることにより前記ステアリングホイール本体に組付ける工程とを備えたことを特徴とするステアリングホイール用パッドモジュールの組付方法。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-143748

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