特許
J-GLOBAL ID:200903056900659718

二重屋根

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-188631
公開番号(公開出願番号):特開平8-053907
出願日: 1994年08月10日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 下屋根板側に設けられる突出部Mへの上屋根板取付具の取付状態を強固にしかつ安定したものにすることによって、上屋根板の取付状態を強固で安定したものにする。【構成】 屋根受けフレーム410に設けた下拡がり状の係合片部421,421に、下屋根板100,100の傾斜部123,123を下拡がり傾斜姿勢で重ね、傾斜部123,123を含む箇所をクリップ140で弾性的に挾み付けられる。上屋根板取付具1,1の座板部12,12をクリップ140の上から下屋根板100,100側の傾斜部123,123に重ねる。上屋根板取付具1,1をボルト・ナット41,42で締め付ける。クリップ140の頂板部と上屋根板取付具1,1とを上下方向で非接触に保つ。
請求項(抜粋):
母屋などの下地材(400)に固着された屋根受けフレーム(410)の頂部に、平坦部の左右に下拡がり状に傾斜した左右一対の係合片部(421)が具備されかつ係合片部(421)の下方に空間(S)が形成されたフレーム(420)を取付け、これらの係合片部(421)に各別に対応する左右一対の下屋根板(100)の端部の立上り部(110)の上部に、それぞれ凹入部(122)と、この凹入部(122)の上方に連続して下拡がり状に傾斜している傾斜部(123)と、この傾斜部(123)の上方に連続する互いに突合う方向の折返し部(120)とが具備されていると共に、それらの凹入部(122)が上記係合片部(421)の下側の空間(S)に嵌入されて、それらの傾斜部(123)が上記係合片部(421)に重ねられ、かつ、それらの折返し部(120)が上記係合片部(421)に上方から被せられ、さらに上記下屋根板(100,100)の傾斜部(123)の下端部(122a)が、頂板部(142)と該頂板部(142)の両端部から延びて下屋根板(100)の傾斜部(123)に重ねられる挾持片部(143)と、その挾持片部(143)の下端に内向きに折曲された係止片部(144)とを有しているクリップ(140)の上記、係止片部(144)で弾性的に挾み付けられており、さらに垂直に立ち上げられる支持板部(11)の下端に斜め下向きに傾斜した座板部(12)と、その座板部(12)の下端に内向きに連設された係合部(13)とを形成している上屋根板取付具(1)の上記係合部(13)が上記下屋根板(100)の凹入部(122)に嵌入されて座板部(12)がクリップ(140)を介して上記下屋根板(100)側の傾斜部(123)に重ねられていると共に、左右一対の上屋根板取付具(1)の支持板部(11)がボルト(42)・ナット(41)などの止具で互いに近付く方向に締め付けられ、この上屋根板取付具(1)の上部に上屋根板(200)が取付けられていることを特徴とする二重屋根。
IPC (2件):
E04D 3/30 ,  E04D 3/36

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