特許

J-GLOBAL ID：200903056903883112

焼結含油軸受およびその製造方法

発明者： 安田 敏行
出願人/特許権者： ポーライト株式会社
代理人 (1件)： 吉村 公一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-097615
公開番号（公開出願番号）：特開平9-264326
出願日： 1996年03月27日
公開日（公表日）： 1997年10月07日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】焼結含油軸受におけるスラスト端面の馴染み特性を向上させて、安定性の向上と高スラスト荷重に耐えるようにし、しかも量産を可能にする。【解決手段】中央に軸孔を有した圧粉成形焼結金属体であって、該圧粉成形焼結金属体の、少なくとも一方のスラスト端面には、周方向に無端状もしくは間欠的に連続する突起部が形成され、また該突起部の形成は、圧粉成型工程において、完成時に予定する突起部より突出高さを大きめにし、焼結後にこれを加圧して予定突出高さに矯正するようにした。 これにより相手部材との間に、次第に突起部先端の摩耗が進行してある程度摩耗したところで初期馴染みが自動的に、しかも速やかに完了し、 また突起部における特に突出先端部付近が高密度化して補強される結果、高スラスト負荷重に耐え、しかもバラツキのない高品質の焼結含油軸受を得ることができる。

請求項（抜粋）：

中央に軸孔を有した圧粉成形焼結金属体であって、該圧粉成形焼結金属体の、少なくとも一方のスラスト端面にはスラスト外方に向けた突起部が形成され、スラスト負荷重量に応じて自動的に最適の摺動面積を形成するようにしたことを特徴とした焼結含油軸受。

IPC (3件)：

F16C 33/10 ,  F16C 17/04 ,  F16C 33/14

FI (3件)：

F16C 33/10 A ,  F16C 17/04 Z ,  F16C 33/14 A

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-029542
  
• 軸受装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-203867   出願人：株式会社三協精機製作所
• モータの軸受装置及び軸受の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-180541   出願人：株式会社三協精機製作所
• 特開平4-029542